エグゼクティブの”理想の部下に関する”に関する意識調査
■令和時代の理想の部下は「仕事重視タイプ」!
働きやすい部下のタイプについて伺うと、「仕事重視タイプ」が最も多く70.0%、続いて「人間関係重視タイプ」が22.0%、「自己重要感重視タイプ」が7.0%という結果になりました。
最も多かった「仕事重視タイプ」を選んだ理由として下記の声があがりました。
・結果を求める場合、仕事にモチベーションの源泉がある人材の方が、目標設定→評価がわかりやすいため。
・仕事の目的が明確で目標達成に向けて取組む人間は信頼でき仕事を任せられる。
・人間関係も重視したいがバランスを考えれば仕事重視になります。
・仕事、タスク、いずれにしても何のために、なぜやるのか?という課題設定力、問いを立てる側の視点に立ち協力出来ると働きやすい。
役職別に見てみると「仕事重視タイプ」と回答した経営者は86.2%、幹部・役員クラスは77.8%と平均よりも高く、実力や実績を重視している結果に。一方で「人間関係重視タイプ」と回答した部長クラスは30.4%、課長クラスは31.3%と平均よりも高く、人間関係を重視している部下の方が働きやすいということが明らかになりました。
部長、課長クラスで「人間関係重視タイプ」を選んだ方の理由として下記の声があがりました。
・チームワークを発揮するためには、人間関係が一番大事だと考えるため。助け合える、相乗効果を発揮できる。
・組織で働くということは、人間関係を排除しては機能的に結果を出すことができない。 その為、人のタイプを選ばず必要な関係を構築できること、信頼を得られる必要があり、自身の能力はもちろん前提としてあるが、それを周りの前向きな協力のもと結果に結び付けられるかどうかは、人間力にかかっているから。