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VOL.2 経営者になるには、年代・道筋によってそれぞれ異なる必要な準備がある。

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私はこれまで、人材コンサルタントとして数多くのエグゼクティブのキャリア支援や転職支援をしてきた経験から、「経営トップをめざすにはどうすればいいのか?」、「プロフェッショナルリーダーの条件とは何か?」といったことを発信し続けてきました。
本連載では、そこに「人生100年時代――経営者デビューのタイミングは広がっている」という視点を加えて、経営者となるために準備しておくべきことや、経営者として成功していく条件などについて具体的に考えていきます。

実際、一口に「経営者デビュー」といっても、思いつくままに挙げただけでも次のようなルートがあり、年代ごとに優先的に学ぶべきスキルが異なります。

① 事業会社で現場経験を積み、そのままリーダー・経営者となるパターン
② 海外子会社やグループ企業の立て直しなどを経験して経営者となるパターン
③ 経営コンサルティング会社・MBAを経由し、外資系企業を渡り歩いて経営者となるパターン
④ サラリーマンから独立起業するパターン

手始めに、まずはサラリーマン経営者としては一般的な、①の「事業会社で現場経験を積み、そのままリーダー・経営者となるパターン」に必要な準備のイメージをざっと挙げてみましょう。

このパターンでは、まずは現場での実務経験を積み、その中で人間力を深めながら、上に立つ者として必要な「広く、高い、経営的な視野」を獲得していくことが求められます。

具体的には、20代では目の前の仕事に没頭しつつ、「学びつづける力(学習力・習慣力)」と、「やり切る力(遂行力)」を身に付け、30代前半では「決める力(決断力)」を鍛え、30代後半では「まとめる力(リーダーシップ力)」を磨きます。そして、40代では、「描く力(構想力)」を身に付けていくのが理想的でしょう。

一方、これが③の「経営コンサルティング会社・MBAを経由し、外資系企業を渡り歩いて経営者となるパターン」になると、先に座学と外部からの関わりによって経営理論や経営的な視野を身に付け、次に現場を知り、その中で理論と人を動かすための人間力を高めていく、という順番になります。言ってみれば、まず「理」から入り、「情」に向かうイメージです。

このように、それぞれのパターンや年齢によって必要な処方箋は異なります。それらについては、本連載の中で追々記していきたいと思っています。

井上和幸
(いのうえ・かずゆき)
株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
早稲田大学卒業後、リクルート入社。コンサルティング会社取締役、リクルートエグゼクティブエージェントマネージングディレクター等を歴任。2010年経営者JPを設立し、現職。

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