REPORT

調査・研究

エグゼクティブの転職に関する意識調査

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経営者は常に挑戦をする生き物!50%の経営者は今後転職を考えている。

38.9%のエグゼクティブは「転職をして失敗した」経験がある。 社風や期待されたミッションにおいて、入社前後のギャップに要因があることが明らかに。

 
エグゼクティブ向けの転職・キャリア支援サービスを展開する株式会社 経営者JP(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長・CEO 井上和幸)は、管理職以上のエグゼクティブに対して「キャリア・転職」に関する調査をいたしました。当社とお付き合いのあるエグゼクティブの男女約 7,000 名(有効回答数 167 名)を対象に、ご自身のキャリアにおいて重視されていらっしゃること、過去の転職経験で感じたよかったこと・悪かったことなどのリアルな声を伺いました。

【主な調査結果】

■ 38.9%のエグゼクティブは「転職をして失敗した」経験がある。

転職後に失敗したと感じたことはありますか?と伺ったところ、38.9%が失敗を感じたという回答になりました。具体的な理由は「社風が合わなかった」、「入社前に伝えられたミッションと違う仕事を任された」など入社前後のギャップに要因があることが明らかになりました。

■ エグゼクティブの転職で最も重視するのは「自分が成し遂げたいテーマが実現できるか」

現職以外に新天地を選ぶとなった際に重視することはなんでしょうか?と伺ったところ、「自分が成し遂げたいテーマの実現」が最も多く64.7%、続いて「社会的に意義があるか」が53.3%、「自分と会社のミッションが合致しているか」が48.5%という結果になりました。

■ 経営者は常に挑戦をする生き物!50%の経営者は今後転職を考えている。

今後の転職の可能性について伺ったところ、全体でみると、 58.7%が「転職を考えている」、41.3%が「転職を考えていない」という回答に。
役職別に見てみると経営者の方は50%が「転職を考えている」という結果になりました。

 



昨今メディアでもミドル~シニア世代のキャリアや転職に注目が集まり、関連した特集や記事を目にしない日はありません。そこで経営者JP総研では今回、エグゼクティブの転職をテーマに調査を行いました。
まず、過去の転職経験を伺うと、転職経験者が83.8%、転職未経験者は16.2%と、転職自体が一般的なものであることわかります。具体的に過去の転職回数を伺うと、全体の平均では2.6回となりました。
転職理由は「キャリアアップのため」や「新たな挑戦のため」などの意見が目立ち、逆に転職しなかった理由として多かったのは「現状に満足しているため」や「転職活動をしたものの、マッチする会社・案件がなかったから」でした。転職をしてよかったことについて伺うと、「自身のビジョンが実現できる環境になったこと」や「経営に携われるようになったこと」 などの声が多く寄せられました。
一方で全体の38.9%は「転職後に失敗したと感じたことがある」と回答し、具体的な理由は「社風が合わなかった」が最も多く16.8%、続いて「一緒に働く人との相性が合わなかった」、「入社前に伝えられたミッションと違う仕事を任された」との回答が13.2%となりました。いずれも入社前後でのギャップが失敗と感じる要因になっていることが明らかになりました。
転職経験者の方に、転職を考えるときまず最初に相談したのは誰か伺うと、「誰にも相談しない」との回答が22.8%と最も多く、続いて18.6%が「家族」、14.4%が「エージェント」という結果になりました。
もし、いまの会社以外で新天地を選ぶとなった際に重視することはなんでしょうか?と伺ったところ、「自分が成し遂げたいテーマの実現」が最も多く64.7%、続いて「社会的に意義があるか」が53.3%、「自分と会社のミッションが合致しているか」が48.5%という結果になりました。今後の転職の可能性を伺うと、58.7%が「転職を考えている」、41.3%が「転職を考えていない」という回答になりました。役職別に見てみると、経営者の方も50%が「転職を考えている」という回答になりました。

■経営者JP総研所長(経営者JP 代表取締役)井上和幸のコメント
「エグゼクティブの約4割が“転職して失敗”と感じているのは大問題ですね。カルチャーフィットでのミスマッチが最大の理由となっています。一方では、活躍するミドルシニア層が、今後の転職においては社会的意義やご自身のライフテーマを重視している姿が浮き彫りに。 臨床心理学者F.ハーズバーグの言う「衛生要因・動機付け要因理論」で言えば、転職時にはどうしても「衛生要因」=給与・待遇・肩書き等に囚われ最終選択しがちですが、調査結果からも「動機付け要因」=やりがい・テーマ・仕事仲間等をしっかり確認し満たす場を選択することが、入社後の活躍・働きがいにとって非常に重要であることが、今回の調査結果からも改めて認識できます。」

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