2019.08.07
VOL.765 やはりカリスマなき後は、企業は輝きを失うのか?
エグゼクティブの条件 Vol.765
~今日から使える実践スキル~
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おはようございます、経営者JPの井上です。
昨日、SankeiBiz連載、8/5(月)最新記事が掲載されました。
■SankeiBiz連載【社長を目指す方程式】
言動から「相手の癖」を分析 上司に薦める部下・取引先との関
係改善術
https://bit.ly/2YGTLrn
前回の「DiSC理論」に続き、今回は「Social Style(ソーシャル
スタイル)理論」。リクルートご出身の皆さんや、人材開発関連
の皆さんには、「STAR」でお馴染みの4タイプです。
ぜひご一読、ご活用ください!
∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
▼ 社長を目指す方程式
▼ 編集後記
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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
やはりカリスマなき後は、企業は輝きを失うのか?
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セブン-イレブンが、「らしくない」ですね。
最後発となったスマホ決済サービス「セブンペイ」が、セキュリ
ティ脆弱性の問題に端を発し、なんとサービス開始から1ヵ月で
撤退を決めました。
この件と直接関連があるわけではありませんが、この半年のセブ
ン-イレブンは「24時間営業」問題でFCと揉めに揉めており、直
近では他のコンビニチェーンを寄せ付けなかった1店舗当たりの
日商にも陰りが見え始め、既存店は前年割れに。
カリスマ・鈴木敏文会長退任後、それまで面白いように打ち手を
当て続けてきたセブン-イレブンが、苦境・後手に回るようになり
ました。
やはりカリスマが去った後は、その企業は輝きを失わざるを得な
いのでしょうか——。
2011年にスティーブ・ジョブズを失ったアップルは、その後も
ティム・クックCEOの元で、飛躍的な事業成長と時価総額の拡
大を遂げてきています。
しかしそんなアップルも、ジョブズ死去以降、いわゆる「次の発
明」に値する新サービスそのものを上梓することはできていませ
ん。
天才デザイナー、ジョナサン・アイブ氏がこのたび同社を離れる
ことになりました。ここからのアップルの動静に、世界中の注目
が集まっています。
日本も世界も、これまでを牽引してきたカリスマ経営者が、これ
から順次引退などを迎えることが予測されます。
令和の経営における、ひとつの注目ポイントは、これまでの21
世紀の20年間を牽引してきた成長企業の、「ポスト・カリスマ
経営者」時代における経営のあり方、動静だと思います。
これはまさに当社自体の非常に重要な観察テーマでもありますか
ら、僕も各社の動静や内情なども、ひとつの役割としてウオッチ
し、適宜コメントしていきたいと思います。
さて、まずはセブン-イレブンさん、どのような経営体制のテコ
入れとサービス面での乾坤一擲を打つのか、打てるのか、注目し
たいと思います。
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▼ リーダーのためのキャリアメイク戦略
候補者のあなたは、企業側、社長からこう見られる。
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経営者・リーダー各位がここから先、2030年に向かってどのよう
に動き、キャリアを積むことが、5年後・10年後も活躍し続け
るための道筋となるのか?
2万名超の経営者・リーダー各位のキャリアに関わってきた、弊
社代表・井上和幸が、多数の現場情報と、そこから独自に体系化・
理論化した「法則・方程式」を徹底紹介、徹底解説します!
◆人材コンサルタントは候補者と案件のマッチングをどう見てい
るか?
人材ビジネスをしている立場から、ミドルシニアの皆さんは、企
業や経営者からどんな見られるのかというお話をしていこうと思
います。
上の図にまとめたのは、我々が転職や採用の支援をしているとき
に、候補者の方と案件(ポジション)の「ウリ」をどのように見
て、どうマッチングしているかということです。
候補者(キャンディデート)の方の「ウリ」になるのは、その方
のバックグラウンド(職務歴、企業歴、学歴、人脈)の特徴や、
キャラクター、志向性、こだわり、ものの見方、そして、どのよ
うなところに力量の発揮ポイント(強み、得意そうな局面/不得
意そうな局面)があるか、といったことです。
一方、案件側のポイントとしては、職務内容であったり、どのよ
うな人がフィットしているかが大事です。とはいえ、案件、ポジ
ションと言っても職場のムード・局面もありますし、会社そのも
のの事業内容の特徴もあります。もっと大きく見ると、業態の特
徴というのもある。製造業かサービス業か、ITかメーカーか、そ
ういったところから表れてくる、いわく言い難いところも含めた
特徴もあります。
↓続きはこちらからお読みいただけます
https://keieishaterrace.jp/article/detail/12098/
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▼ 編集後記
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おはようございます、編集部の相馬です。
先週末、ずっと行きたかった「箱根本箱」に、友達と宿泊してき
ました。(http://hakonehonbako.com/)
箱根本箱とは、一言でいえば「泊まれる本屋」です。
ホテルに入ると、まず目に飛び込んでくるのが、二階分の壁両面
に敷き詰められた本、本、本!
興味を惹かれた本をポンポン手に取ったあとは、本棚の中のちょ
っとした隠し部屋スペースで読むもよし、ソファでくつろぎなが
ら読むもよし、部屋に持って行って寝転がりながら読むもよし。
普段はマンガ派なのですが、たまには本にどっぷり浸かる時間も
いいものですね! とても充実したお休みを過ごせました^^
また、ファッションや占い、インテリアなどについて、生物の不
思議について、言語について、世界史や日本史について、旅行に
ついて…などなど、毎回特定のジャンルの本を手に取っているな
あと、改めて自分の興味関心がどこにあるのか、客観的に知るこ
とができる良い機会となりました。
私が担当しているKEIEISHA TERRACEの企画、「TERRACEの
本棚」では、自分の興味関心外の本にも触れることになるため、
自分の世界を広げることができ、こちらも良い経験になっていま
す!よろしければぜひ、ご覧いただければ幸いです。
▼「TERRACEの本棚」連載企画
https://keieishaterrace.jp/feature/9153
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