2018.09.20
VOL.686 油まみれの鉄工所がなぜ、ディズニー、NASAから認められたのか?
エグゼクティブの条件Vol.686
~今日から使える実践スキル~
https://keieishaterrace.jp/
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おはようございます、経営者JPの井上です。
なぜか、小林秀雄の著作などを読み返し始めたりしています。
受験時代を思い出しますが、改めて読んでみると、難解さは
変わらないものの、結構ユーモアのあるトピックやいわゆる
エッセイも多くて、「あれ、こんな感じの文章だったっけ?」
と思い、面白いです。
で、「おお、そうそう」と思うトピックスも多く出くわすの
ですが、「作家志願者への助言」という短文で、「小説を小
説だと思って読むな」というくだりが出てきます。
「文学に志したお蔭で、なまの現実の姿が見えなくなるとい
う不思議なことが起こる。当人はそんなことには気がつかな
いから、自分は文学の世界から世間を眺めているからこそ、
文学が出来るのだと信じている。事実は全く反対なのだ。
文学に何ら患わされない眼が世間を眺めてこそ、文学という
ものが出来上がるのだ。」
狙って書かれた文章は、どこかあざとく、あるいは逆にあり
きたり凡庸でつまらないものですよね。
これ、どのビジネスにおいてもまったく一緒だな、と。
最近、一般論を聞かされることほど退屈なものはなく、内心
「早く終わらないかなぁ」と思ってしまいます…^^;
逆にその人の生(なま)の体験やそこからくる自分の見解を
常に話してくれる人にはとても惹かれます。
自分自身も発信側にいることも多く、凡庸な一般論だけは、
絶対に話さないぞ、と期していますが、さてさて、それの誓
いはちゃんと皆さんに果たせているでしょうか、、、、。
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「イマ」話題のサービス・商品を仕掛け、これから時代を変える
であろう企業に注目しご紹介。
他社とどのような差別化を図っているのか、今後目指していく場
所はどこか。それはどのような組織からなるのか。「ココ」に注
目してほしい、というポイントをKEIEISHA TERRACE編集部が厳選
してお届けいたします。
働き方改革の推進とともに、日本にも時間や場所にとらわれない
多様な働き方が広がっています。それに伴い、続々と誕生する
「コワーキングスペース」。
新宿にある「INBOUND LEAGUE」はインバウンドビジネスの支援を
通して企業や地域の活性化支援を目指した複合型コワーキングス
ペースです。働く場所にとどまらず、外国人専用のシェアハウス
や畳敷きの和室スペース、ツアー販売やカフェバー、イベントス
ペースなどがあります。
「INBOUND LEAGUE」を運営するのは、まちづくりを目的として、
事業企画、建築設計、店舗運営の3つの機能を融合させながら
一気通貫で実践しているUDS株式会社。今回お話を伺ったのは
代表取締役社長の中川敬文氏です。
中川社長が考える今後の展望、それを実現する組織とは?
▼続きはこちらからお読みいただけます
https://keieishaterrace.jp/article/detail/9828/
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VOL.430 油まみれの鉄工所がなぜ、ディズニー、NASAから認められたのか?
今回は、山本昌作さんより寄稿いただきました!
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■油まみれの町工場から24時間無人加工の夢工場へ
はじめまして。HILLTOP 代表取締役副社長の山本昌作と申します。
私には、40年以上前から、変わらぬ夢がありました。
「社員が誇りに思えるような“夢の工場”をつくろう」
「油まみれの工場を“白衣を着て働く工場”にしてみせる」
HILLTOP(以下、ヒルトップ)の前身は、1961年に私の父が創業し
た「山本精工所」。自動車部品を製造する小さな町の鉄工所
(1971年に「有限会社山本精工」、1980年に「山本精工株式会社」
に変更)でした。
自動車メーカーの孫請けだった油まみれの鉄工所は、さまざまな
試行錯誤の結果、今や、「多品種単品のアルミ加工メーカー」に
脱皮しました。
毎日同じ製品を大量生産していた町工場は、「24時間無人加工の
夢工場」へと変身。今のヒルトップに、油まみれで働く社員は、
一人もいません。ヒルトップのビジネスモデルは、従来のモノづ
くりとは一線を画しています。
鉄工所でありながら、
・「量産ものは、やらない」
・「ルーティン作業は、やらない」
・「職人は、つくらない」
といった型破りな発想を実現しているのが、
ヒルトップの「夢工場」です。
▼続きはこちらからお読みいただけます
https://keieishaterrace.jp/article/detail/9714
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