2020.12.17
VOL.888 40代で起業、理想と現実に葛藤する。
エグゼクティブの条件 Vol.888
~今日から使える実践スキル~
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おはようございます、経営者JPの井上です。
師走の慌ただしさが出てきたなぁという今日この頃、当社の
エグゼクティブサーチ事業においては新規・既存いずれにお
いても、ここから新たに着手されたい経営強化での幹部採用
のクライアント各社様からのご依頼が相次いでおります。
お打ち合わせでお話を伺うたびに、こうした状況下にありな
がらもダイナミックに事業推進や事業開発、体制強化を図る
ぞというトップの強い意志と情熱を感じ、ワクワクしますし
ご支援する立場でありつつ勇気と元気が増します^^
プラットフォームでもある当社が、こうした各社、各経営者
のお考えや構想、実際の動きをお伝えしていくことは、当社
の最重要使命でもあります。
当メールマガジンや「KEIEISHA TERRACE」においてもそ
の一端をご紹介しておりますが、2021年、何か更にもう一歩
二歩、突っ込んだかたちで、各社・各経営者と皆さまをおつ
なぎする企画ができないかと、いくつか案を練っております。
ぜひ楽しみにしていただければと思いますし、皆さまからも
「こんな企画をやってほしい」「こういう情報が欲しいのだ
けど」「こんな場を設けてほしい」など、忌憚のないご希望、
ご要望、ご相談など、どんどん頂戴できましたら、具体化に
動きたいと思います。ご連絡をお待ちしております!!
info@keieisha.jp
∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵
▼ 私が経営者になった日
テックマークジャパン株式会社 将積 保博氏
▼戦略HRBPから見た、人・組織・事業・経営の現在&これから
35CoCreation合同会社 桜庭 理奈氏
▼ ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術
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▼ 私が経営者になった日
テックマークジャパン株式会社 将積 保博氏
40代で起業、理想と現実に葛藤する。(Vol.2)
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社長に任命された日=経営者になった日ではありません。経
営者がご自身で「経営者」になったと感じたのは、どんな決
断、あるいは経験をした時なのか。何に動かされ、自分が経
営者であるという自覚や自信を持ったのでしょうか。
今回はテックマークジャパン株式会社代表・将積保博氏をゲ
ストにお迎えし、3回にわたってお話をうかがいました。
(中略)
ヘルスケアを食品で実現しようとした新しい会社では、金融
業界とは全く違う製造・物流・流通など学ぶことは多く、さ
らにアメリカと日本の規制の壁の違いの難しさ、さまざまな
制約に直面する。
「理想が高すぎたかもしれないですね。これまでに日本にな
いもの、良いものを一から全部作りたかったのですが、いろ
いろな制約がたくさんある中で、理想の前にもっとちゃんと
足元で儲けなさいと、多くの人から言われました。
私としても資金を出してもらっているし、早く儲けて返さな
きゃという気持ちも芽生え、葛藤はすごくありました。とは
いえ、単なる物売りの会社にはしたくないという気持ちもす
ごく強い。社員に日本の生活習慣を変えるためにしなければ
いけないという理想を追ってくださいと毎日言いながら、一
方で営業からは、売れるものをとにかく売りましょうと言わ
れていました」
それでも、小さな成功を会社のみんなで喜んで、みんなで飲
みに行ったというような日々の積み重ねがすごく楽しかった。
「毎日誰かが徹夜をするような大変な状況ではありましたが、
少しずつでも苦労が報われたときは楽しかったですね。ある
意味、生保の日本橋営業支部時代にみんなで積み重ねた日々
と同じ達成感がありました」
→記事を読む
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▼戦略HRBPから見た、人・組織・事業・経営の現在&これから
35CoCreation合同会社 桜庭 理奈氏
組織のマインドセットを成熟させる「インクルーシブな
土壌作り」が真の「ダイバーシティ経営」を成功へと導く
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私の働き人としての人生を振り返ると、国籍、性別、年齢、
宗教、信条、価値観、教育背景、商習慣において、実に多様
性に富んだ職場環境で仕事をしてきました。(中略)自分の
可能性が解き放たれ、それが結果として正当だと感じる評価
を周りからも受け、自信として積みあがっていくことで、も
っと貢献して応えたいという前向きな感情も生まれます。
(中略)
実のところ、私はそれとは真逆の組織で働いたこともありま
す。予定調和や周りの“空気を読む”ことが暗黙の了解で、互
いに期待値を高め合い、それにより職場の空気は重苦しいも
のとなっていました。
我先にと口火を切る同僚は変人扱いされ、本当は心では同意
をしていても、多数決で負ける側に加勢することの周りの評
価を気にするがあまり、自分の真意を明らかにすることは憚
られました。「人と違う」ことが前向きな捉え方をされるの
ではなく、少数派=取るに足らない意見というカルチャーが、
自分の可能性を狭め、窮屈さを感じながら自分らしさや自信
を失っていくような感覚を持ちました。
皆さんは経営者、または人事を預かる者として、どちらの職
場環境が変革、イノベーション、成長を持続的に生み出す企
業には必要だと思われますか。
「ダイバーシティ」の種を最大に発揮できる土壌「インクル
ーシブな職場」で大きく育て上げていくことが、私が考える
「ダイバーシティ経営」です。
→記事を読む
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▼ ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術
書くのが苦手で嫌いだった私が、なぜ書けるようになったのか
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ビジネス書著者の方に毎週入れ替わりながら執筆いただき、
経営者・リーダーの皆様に「明日から使える実践仕事術」を
ご紹介する、「ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術」。
今回は上阪徹氏に、『文章の問題地図』にまつわるコラムを
ご寄稿いただきました。
(中略)
発見の1つは、「立派な文章を目指す必要はない」というこ
とだ。時間がかかることをはじめ、多くの人の悩みに共通し
ているのは、文章に対して肩に力が入り過ぎていること。う
まい文章、立派な文章を書こうとして、四苦八苦するのだ。
しかし、考えてみてほしい。ビジネスで日常的に使う文章に、
誰がうまさや立派さを求めているか。そんなものは誰も求め
ていないのだ。にもかかわらず、みんながこの罠に陥るのは
理由がある。小学校の作文教育の呪縛である。
実は小学校以来、ほとんどの人が文章を習っていないのだ。
だから、あのときの教科書が標準になってしまっているので
ある。そんなものは誰も求めていないのに。小難しい評論文
もいらなければ、新聞の1面の中ほどにあるエッセイのよう
な文章もいらないのに。
もとよりあれは、プロの文章家が書いたものである。DIYが
趣味の人に、プロの大工さんの仕事を求めるようなものなの
だ。文章は誰でも書けてしまうから、こういうことが起こる。
まずは、この呪縛から逃れることだ。
そして発見の2つ目は、文章は何からできているか理解する
ことである。多くの人が「どう書くか」に頭を悩ませ、時間
を使うのだが、大事なところはそこではない。「何を書くか」
なのだ。私は、これを文章の「素材」と名付けた。書けない
のは、「素材」がないからだ。
→記事を読む
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▼ 今後開催予定のワークショップ・イベント
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▼マネジメントのための、コンプライアンス問題を起こさない組織のつくりかた
【12月22日(火)18:30-20:00|zoomで無料開催】
コンプライアンス体制を改めて見直したい方、必見です。
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