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特集記事・コラム

2018.06.05

VOL.659 「本当に顧客の立場から見て」ということの難しさ。

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エグゼクティブの条件 Vol.659
~今日から使える実践スキル~

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おはようございます、経営者JPの井上です。

6月です、そういえば梅雨入りはどうなるのか、そして気がつけ
ばワールドカップロシア杯まであと2週間、2018年も半分が過
ぎようとしています、、時間が過ぎるのが早い、早い!!!(汗)


∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵

▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」

▼ Bizトレンド【経営者JP企画提供】
井上和幸の連載コラム「実践マネジメント心理学」

▼ 編集後記

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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」

「本当に顧客の立場から見て」ということの難しさ。

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「顧客の立場に立って考え、コミュニケーションしよう」。

おそらくどのマネジメントの方も、部下の方々に頻繁におっし
ゃっていて、聴く側の立場としても<耳タコ>だろうと思いま
す。

これ、言うのはいつでもどこでもできるのですが、限りなくパ
ーフェクトに近づこうとすると、本当に難しいことだと思いま
す。

「なぜ、そこで、そういう言い方をするの?」「なんでいま、
この情報を合わせて提供しないの?」「そんな言い方されたら
相手は気分良くないよね」…、皆さんもこんなことの、日々、
オンパレードではないでしょうか。

これを未然に極力減らしたい、自社のコミュニケーションレベ
ルを少しでも引き上げたい、、、一体、どうすればよいのでし
ょうか?

それをこのコラムでずばり言って万事解決するくらいなら、誰
しもこういうことに悩みはしないとは思いますが、多少のヒン
トはあると思います。

・懸案事項の「全体像をはっきりさせる」
・そのうえで、相手に「全体構成」を伝える、描く
・今回の会話の「目的」を明示する
・伝達事項について、一度「相手になって、その情報で目的に
到達する行動を、間違いなくとれるか」確認する
・会話/伝達後、相手に「どうでしょう?理解頂けましたでし
ょうか」と確認する

相手の立場に立って考えたりコミュニケーションできていない
ときに発生していがちなことは、

1)そもそも相手と「懸案の全体像や目的が共有できていない」
=「ズレてる人」
2)相手が思考、行動できる材料が一式渡せていない
=「冗長な人、足らない人」
3)理解/コミュニケーションのステップ、状況の確認・軌道修
正ができていない
=「なんか不安な人」

の概ね3つです。

1)は、会話の前提がそもそも食い違っていたり成り立ってい
ないという状況で、それをまずは初動で明確に潰しておくこと。
2)は、相手にいかにスムーズに結論へとつながるステップを
踏んでもらえるようにするか。3)は相手の心理的不安の解消。

グッドコミュニケーターは、この3点を必ず上手く踏んでくれ
る人で、逆にコミュニケーションに難がある人は、この3つの
いずれかorすべてに欠落がある人です。

こういうことは、つくづくセンスの問題が大きいとは感じるの
ですが、構造をしっかり理解してプロセス改善することで、概
ね誰しもコミュニケーション力を強化向上させることはできる
とも思っています。(信じています。)

ソーシャルメディアなどが一般化して更にこうしたことのレベ
ル格差を、世代を超えて感じることが多くなりました。

自社のブランド、クオリティの非常に大きな部分を、自社社員
たちのコミュニケーション力が占めるようになっているのは、
間違いないなと思います。


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▼ Bizトレンド【経営者JP企画提供】
井上和幸の連載コラム「実践マネジメント心理学」

第58回:これから活躍する上司の条件
自分と部下を幸せにするリーダーが持つ4つの思考・行動パターン

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このコーナーでは、マネジャーの皆様が日々のマネジメントで
役立てて頂ける実践的な心理学の理論と活用法、「科学的に上
手くやる、人・組織の方法論」、をご紹介してまいります。

前回まで長らく「次の20年のマネジメント」について皆さん
とともに考えてきました。それに基づき、今回から第60回まで
の3回にわたり「これから活躍する上司の条件」についてお届
けします。今回は、部下を、またそもそも上司であるあなた自
身を幸せにする4つの思考・行動パターンについてご紹介いた
します。


■昨今のビジネスパーソンを蝕む、5つの無力感。

アベノミクスも今ひとつ私たちの生活実感まで落ちてこないま
まに5〜6年が過ぎようとしています。一方ではAIが私たちの
仕事を順次奪っていくとか。そのことの真偽はともかく、こう
した流れが世のビジネスパーソンにえも言われぬ不安をもたら
していることは事実でしょう。

こうした時代を生きる私たちは、5つの無力感を感じながら日
々働き過ごしていると言われます。


「学習性無力感」=どうせやっても無駄だよね…。
「学習性無能感」=自分の能力・チカラなんて、どうせこの程度…。
「学習性問題解決能力欠乏感」=どうせ自分にはこの課題や問
題は解決できっこない…。
「学習性夢欠乏症」=どうせ叶わない夢なんて、持っても無駄…。
「学習性幸せ拒絶反応」=どうせ自分はさほど幸せになれるは
ずないし…。

これはポジティブ心理学の祖と言われるマーティン・セリグマ
ン ペンシルバニア大学教授らの説ですが、確かに読者の皆さん
ご自身も幾つか思い当たるところがあるかもしれません。(全
部当てはまるとちょっとキツイですね。)

さて、ではこんな無力感が蔓延している中で、私たち上司はど
のように職場組織に臨めば良いのでしょう?

続きはこちらからお読みください
https://biz-trend.jp/article/2018/171/

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▼ 編集後記

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おはようございます、編集部の藤田です。

先日は恵比寿にて当社主催の交流会が開催されました。

100年時代に突入したいま、
キャリアの選択肢も幅が増え、「個」の力が問われる時代になって
きました。
一方で組織側の話で言うと、働き方も多様化し「個」が力をつけて
くる中で人事制度がどうあるべきか、どのような組織づくりをして
いくべきか。

上記のようなテーマをゲストスピーカーの方々をお招きし、お話し
いただきました。

また参加者同士のディスカッションやその後の懇親会でも業界を超
えて様々な出逢い・ご縁があり、大いに盛り上がりました。

当日ご参加いただいた皆様、改めましてありがとうございました。

当社では今後も皆様に集っていただき、学びやご縁を提供できる
ような場を提供し続けてまいりますので、ぜひ今後ともよろしく
お願いいたします。

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