2018.04.24
VOL.649 「ビジョナリーな企業、経営者」の落とし穴。
エグゼクティブの条件 Vol.649
~今日から使える実践スキル~
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おはようございます、経営者JPの井上です。
先週末20日(金)に配信されました日経電子版のNIKKEI STYLE
連載企画「次世代リーダーの転職学」記事、
『「転職オファー殺到」が成功につながらない本当の理由』
http://bit.ly/2HB2Uck
には大変多くの皆様がアクセス、お読みくださったようで2日間
ほど総合ランキング1位となりました。誠にありがとうございま
した。次回も皆さまにお役に立てる内容でお届けできるよう、
執筆してまいります。(次回は5月11日(金)掲載予定です。)
∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
▼ NIKKEI STYLE連載コラム「次世代リーダーの転職学」
▼ 編集後記
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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
「ビジョナリーな企業、経営者」の落とし穴。
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企業はビジョナリーであれ。絶対にそう思いますし、そうした
姿勢の会社が好きです。
志、想い、情熱の迸る経営者は、いつまでも応援したいですし、
感化されるものが世代を超えて常にあります。
しかし一方で、ビジョナリーな企業、ビジョナリーな経営者の
落とし穴もまた多く見てきました。
志やよし、経営者の主張される主義主張は全くその通りだと、
膝を打つ。
さて、では実際には、その志や主義主張のもと、具体的にどん
なサービスやソリューションを提供されているのか?
おっしゃっていることと、その企業の行動、経営者の行動は、
一致しているのか?
具体的な行動や実践、提供がともなわない限り、その志や理念、
主義主張は虚しいばかりです。
昨今のカネ余りで、素晴らしいビジョンや構想に巨額な資金を
集めるスタートアップも増えました。
しかし、そのうち、実際に5年後、10年後にその絵を具現化
した企業はいかほどかと振り返れば、甚だ心許ないばかり…。
こうしたことを僕も気がつけば20年近く見てきた今、思うのは
”静かなる革命の実践者”こそが、これからの勝者であり、応援
すべき企業、人たちなのではないかと思うのです。
決して派手なことは言わない、先に喧伝するようなことはない。
それよりも、自社、自身の考え(それこそが真の志、主義主張)
を元に日々粛々と実際のソリューション提供、サービス開発と
上梓に務めている。
そんな行動が具体的に見える企業、経営者こそ、(僭越です
が)しっかり選別し、お付き合い、支援していくことが、当社
が当社である最も重要な姿勢と行動だと、そんな風に改めて思
っている次第です。
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▼ NIKKEI STYLE連載コラム「次世代リーダーの転職学」
「転職オファー殺到」が成功につながらない本当の理由
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4月11日付の日本経済新聞朝刊の記事によると、「2017年度は
転職者の求人倍率が過去最高となった。転職後の賃金が1割以
上増えた人も3割と、最も高い水準にある」「転職者数は311万
人と5年前より25万人増えた」そうです。
このような、過熱気味ともいえる現在の転職市場において、転
職活動中の皆さんへの「スカウト」「オファー」も急増してい
ます。しかし、実はそれが必ずしも最終的に良い転職先に決ま
ることと結びついているわけではありません。その現実につい
て、解き明かしてみたいと思います。
■「オファー」殺到、あなたは転職市場の人気者か
「この歳になって初めて転職サイトに登録したのですが、こん
なに色々な転職エージェントや企業からスカウトが殺到するな
んて、驚きましたよ」
先日お会いした40代後半の方との面談の中で、飛び出したのが
こんな発言でした。また、ミドルの方の転職成功記事で「私は
数十社からスカウトがあった」という見出しが目を引いたり、
書籍で「130社からオファーのあった私が語る成功術」のような
タイトルが躍ったりする昨今の転職市場の活況。しかし、そも
そも「オファー」という表現には、気をつける必要があります。
続きはこちらからお読みいただけます。
http://bit.ly/2HB2Uck *NIKKEI STYLEの人気連載コラム「次世代リーダーの転職学」
に井上が寄稿した記事をご紹介しております。
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▼ 編集後記
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おはようございます、編集部の新井です。
最近、ネコカフェやフクロウカフェなど、小動物と触れ合える
カフェを街でよく見かけますが、週末、鎌倉を訪れた際に、豆
柴カフェというものを発見しました。
なかなか見ないカフェで、あの愛らしいフォルムの豆柴と30分
触れ合えるというので、わくわくしながら一度体験してみました。
普段動物と触れ合う機会が少ないのでとても可愛いく、癒された
のですが、中にはおそらく非常にストレスが溜まっていておびえ
ている様子の子もちらほら、、、複雑な気持ちになりお店をあと
にしたのでした。。
犬・猫も働き詰めだとストレスがたまるので、働き方改革が必要
なのは人間だけではないのだとしみじみ思ったのでした。
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