2018.02.15
VOL.630 トヨタの現場の「やりきる力」
エグゼクティブの条件Vol.630
~今日から使える実践スキル~
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おはようございます、経営者JPの井上です。
昨日、
(吉澤社長は、僕の母校の群馬県立前橋高校の大先輩になります。
5Gについての取り組み紹介(dプロジェクト)
家庭(屋内での生活)に、交通網(自動運転、タクシー)に、農
業に、見守りに、医療や介護に、本当にこれから5年内で、かな
りの大きな社会変化が起きますね。楽しみです。
最近のトップ人事で、積水ハウス、大和ハウスがそれぞれ「非・
戸建」出身の幹部を新社長としました。
社会構造変化とともに、各社の「コア事業」というものが大きく
変わっていくことを象徴するトップ人事に見えます。
既存を脱する選択、未来を手繰り寄せる意思決定を行えているだ
ろうか?そんなことを、ここ最近、思うばかりです。
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VOL.400 トヨタの現場の「やりきる力」
今回は、原マサヒコさんより寄稿いただきました!
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トヨタの現場では昔から「巧遅より拙速」という思想が浸透してい
た。これは、トヨタ自動車の創業者である豊田喜一郎氏の考えに基
づくものだ。
■ 目指すべきは完璧ではなく完了である
先行きが不透明な時代になってきました。これから先、変化に対応
するためにわれわれはどのような行動をとればいいのでしょうか。
日本一の時価総額を誇るトヨタの現場では、「行動」に関する多く
のノウハウがありました。それを拙著『Action!
「やりきる力」』(プレジデント社)にまとめたのですが、今回は
抜粋して“拙速”というキーワードを紹介しましょう。
拙速とはつまり「拙くとも速い行動」です。トヨタの現場では昔か
ら「巧遅より拙速」という思想が浸透していました。これは、トヨ
タ自動車の創業者である豊田喜一郎氏の考えに基づくものです。豊
田喜一郎氏は何十年も前に、現場で次のようなせりふを発していま
した。
「議論を先にすることをやめた」
何か新しいプロジェクトを立ち上げる際に、行動する前に議論をし
てみたけれども、そこで出た結論の通りやってもうまくいかなかっ
たのだそうです。そこで、まずは議論をせずに行動から始めてみた
ところ、最終的にはいい結果を出すことにつながった、ことからこ
のせりふが発せられたわけです。
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