2025.07.17
VOL.1306 あなたの幸せ度は、あなたの◯◯で決定付けられている?!
今週末20日(日)は参議院選挙投開票日、動静を見てい
ますと、歴史的な政党分散型の当選結果となるのではな
いかと感じています。
間違いなくSNSが政局、投票に及ぼす影響が非常に大き
くなっており、数日で変わるムードのようなものも結果
に大きな影響を及ぼすのではないかと思います。
皆さん、支持政党の変化はありますでしょうか?
どの政党がどのような政策を掲げているのか。どんなイ
デオロギーを持っているか、分かりにくかったり、捉え
違いしていたりもしますよね。
そんなところに「投票ナビ」が登場。これ、なかなか分
かりやすいです。
やってみましたが、結果は、まあ、そうだよなという政
党が複数同じ合致度でした。皆さんは、どうでしょう?
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▼ 経営者JP通信!
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おはようございます。
経営者JP・コーポレートプロデュース部(広報)です。
幻冬舎「THE GOLD ONLINE」連載の第24回記事が公開
されました。
人は見かけが9割? カリスマ性は諸刃の剣?──昇進を
左右する「リーダーに不可欠な立ち振る舞い」とは
エグゼクティブも見かけが9割?!私たちがいかに外見、
その人の作法に印象左右されるかということと、それを
マネジメントの皆さんが(良い意味で)どう使うかとい
う観点からご紹介しています。
ぜひ、ご覧ください!
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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
あなたの幸せ度は、
あなたの◯◯で決定付けられている?!
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先週号のコラム(VOL.1305)と関連して、こんな話を。
重責を担う人は、良い人脈を引き寄せる力を兼ね備えてい
ます。その人脈作りの思考、行動パターンは、実は一般的
に思われているものと大きく異なるところがあるのです。
その“逆張り”の部分に着目してみましょう。
最初に、ちょっと興味深いデータがありますのでご紹介し
ます。
世論調査会社ギャラップ社のコンサルタント、トム・ラス
&ジム・ハーター氏が著した『幸福の習慣』で紹介されて
いるデータによれば、人の幸福度は自分から数えて3人目
の関係者まで影響するそうです。
そして、日々の生活に幸せを感じている友人が1人増える
ごとに、あなたが幸せになる可能性は9%ずつ高まり、逆
に不幸だと感じている友人が1人増えるごとに、幸せでい
られる可能性は7%ずつ低下するのだと。
「類友」とよく言いますが、幸せ度合いも相互に関係し合
ってしまうのです。
あなたが持っている人脈が、ハッピーな人達で構成されて
いれば、あなたは確実にハッピーになりますし、逆にあな
たの人脈があまり良くない状況の人達で成り立っていると、
あなた自身までが不幸になってしまう…ちょっと怖いです
よね。
人脈メンテナンス力は、確実に自身の幸せを大きく左右す
るのです!
■有益な人脈とは、「知らない人」である?!
さて、では人脈はどのように形成していくことが望ましい
のか。
一般的には人脈とは、身近な濃い関係性を思い浮かべるこ
とと思います。もちろん個人的な身内関係、友人関係とい
う点ではその通りです。
一方、今回、仕事の側面で考えてみますと、全く逆のアプ
ローチが必要となります。自分から「遠く離れた関係性」
を築くことが、有益な人脈形成の第一歩となるのです。
スタンフォード大学社会学部教授のマーク・グラノヴェッ
ターが唱えた、「弱い紐帯理論(The strength of weak
ties)」をご存知でしょうか。
社会学者のグラノヴェッターが共同体の中での情報の伝播
の仕方について研究し明らかにしたもので、<非連続的な
良縁は、身内のネットワークではなく、少し遠い知り合い
からもたらされる>というものです。
グラノヴェッターはこの理論を、実際の転職活動をサンプ
ルとして明らかにしました。その著書名も『転職 ネット
ワークとキャリアの研究』です。
有益な転職先の情報は、身内や友人、同僚などからはなか
なか出てこず、つながりの薄い知人や平素付き合いのある
人達ではない知り合いなどからの方からほとんどもたらさ
れているということを、グラノヴェッターは明らかにした
のです。
言われてみれば、皆さんも感覚的に、新しい情報や人脈は、
既存の自分のつながりではないところの方からしか出てこ
ようがないことは、理解できると思います。
身内で固まらず、外のコミュニティに出ていくことの重要
さを「弱い紐帯理論」は証明しているのです。
仲間内でばかり飲みに行っている場合ではありません!オ
フライン、オンライン、いずれでもよいので、知り合いの
いない場所へ、どんどん足を運び、つながりを広げましょ
う。
■人脈とは「誰を知っているか」ではない!
知り合いのいない場所へ、どんどん足を運ぶ。ネットワー
クを広げる。
ということは、交流会や勉強会などに参加し、手当たり次
第に名刺交換をすることでしょうか?
実際、“意識高い系の人たち”を中心に、現職をさっさと切
り上げては夜な夜な(あるいは業務時間中にオンラインで
?)、こうした会に足を運んで名刺を配りまくっている、ア
カウントつながりしまくっている人がいますね。
断言しましょう。いくら、何十人、何百人と会ったとして、
ただ名刺交換、メアド交換、アカウント交換しても、人脈
には絶対になりません!
出逢いに行く前に、ぜひ準備して欲しいことがあります。
それは、「自己紹介」です。
自己紹介力=①自分の概要(プロフィール)+②信頼性
(実績、権威、証明書、人脈)+③相手へのメリット
(提供できるもの)
自己紹介というと、結構な割合で日本人ビジネスパーソ
ンは「会社紹介」になってしまいます。
挨拶相手に伝えている自分の情報が、「会社名、部署名、
肩書き、自社の事業や商品・サービス説明」だけになっ
ていませんか?
「◯◯社マーケティング部のわたし」ではなく「マーケ
ティングを専門とするわたし」、「◯◯社経理財務部のわ
たし」ではなく「アカウンティング、ファイナンスを専
門とするわたし」です(①+②)。
また、ぜひとも意識したいのは、挨拶している・名刺交
換をしている相手がどのような人かに対して、「その人に
とってメリットになる何か、提供できる何か」を自己紹
介で伝えることです(②+③)。
「ああ、それならぜひ次回、具体的に話を聞かせて頂け
ませんか」。この一言が、名刺交換・メアド交換・アカ
ウントつながりいただく相手から出てくるか否か。
それが、有益な人脈への第一歩。
これが難しい場合、逆にあなたが相手に対してメリット
を感じてもOKです。あなたの方から「ああ、それなら
ぜひ次回、具体的に話を聞かせて頂けませんか」と相手
に思わず言ってしまう出逢いも、とても良い人脈候補で
す。
人脈=「誰を知っているか」ではなく、「誰に知られて
いるか」。
「知られ力」こそ、有益な人脈基盤を形成するOSです。
積極的な新たな出逢いの自己創出と、自己紹介力で、ま
ずは勝負。
先週の投稿で紹介した「プランド・ハップンスタンス」
と今回の「弱い紐帯」で最強人脈を築いていけば、ビジ
ネス人生において、怖いものは全くありません!
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