2023.07.20
VOL.1144 40、50代幹部の転職デビュー、3つの落とし穴とその対策
先週、宮崎駿監督の10年振りの新作「君たちはどう生きるか」
が公開となりました。
事前の情報は鳥?の顔が書かれたポスター1枚だけ。
ストーリーはおろか、声優なども一切公表されないままに
公開当日を迎えています。パンフレットも後日発売という
徹底振り。
これに色々と言われていますが、プロデューサーの鈴木さん
としては、「宮崎駿が作りたい映画を作りました。彼の映画
を観たかったら来てください」ということなのではないか、
と思います。
いよいよ本当に、これが最後の作品となる?かもということ
で、鈴木さんが宮崎駿監督に、「好きなようにつくりなよ」
とやったとすれば頷けるかなと。
実際に映画を観た感想としては、僕は「ああ、要するに宮崎
監督は、こういう絵を作りたかったんだな」のオンパレード
と感じました。
みなさん(観た方)、どうでしたか?
∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵
▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
▼ 経営者JP通信
▼ 編集後記
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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
40、50代幹部の転職デビュー、3つの落とし穴とその対策
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40、50代幹部の転職が広がっています。人材紹介協会
や大手人材紹介会社のデータがいくつか出ていますが、
いずれも前年比で30%程度の伸び率の模様です。
その流れの中で、これまで転職など考えたこともなかっ
ミドル層やシニア層も「初めての転職」を考えるように
なり、当社にもそうした方々からのご相談も増えていま
す。
これまで1社でしっかりやってきた、長くしっかり働い
てきたという部分は、応募先企業、特に経営者からみて
大きな加点ポイントです。
「この人は、何かあったらすぐに転職してしまうような
人ではない」。この期待、信頼は、転職を繰り返してき
た人にはないアドバンテージです。
しかし、長く1社でやってこられたがゆえに陥りやすい
罠があるのも、また事実。
主な「あるある」を3つ挙げると、
1)話し方が冗長、説明的すぎる
2)自分がどうしたいかが不明確
3)諸条件にこだわりすぎる
です。どうです?思い当たりませんか?
これについては十分対策が可能です。
1の対策=結論から、端的に、具体的に話すよう気をつ
ける。
2の対策=会社から言われたことをやるだけでなく、
「自分はこうしたい」という意思を明確にする。
3の対策=確認は大事ですが、本筋は「職務へのコミッ
ト」「成果を出す姿勢」であることをお忘れなく。
自分がぜひ参画したいと思える企業であれば、制度がい
い加減だという会社は少ないでしょう。そしてそうした
応募先企業であれば、結果は後からちゃんとついてくる
ものです。
環境変化は今後ますます激しくなる中で、<アガリ>が
許されないミドルやシニア、大変な時代です。
しかしそれは同時に、いつでもチャンスの門戸が開かれ
ているということでもあります。
40、50代幹部で初めての転職に臨む方には、ぜひ上記の
ようなことを踏まえて次のステージでの活躍機会を自ら
掴み取っていただければと思います。
■40、50代幹部転職をお考えの方はこちらからお気軽に
お問い合わせください。
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▼ 経営者JP通信!
これから求められる・活躍するリーダーの条件とは!?
無料トークライブを8月24日(木)開催!
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おはようございます。広報の益野です。
8/24(木)「リーダーとして組織で働く!」をテーマに
無料トークライブをオンラインにて開催いたします。
リーダーとして組織で働く!
(小杉俊哉氏、新刊『リーダーのように組織で働く』出版記念)
キャリア自律、リーダーシップ論をご専門に大手企業から
ベンチャー企業、公共組織に至るまでで研修、コンサルテ
ィング、社外取・顧問を務められている小杉俊哉氏をゲス
トにお招きし、これから求められる・活躍するリーダーの
条件について、キャリア自律やリーダーシップ3.0・4.0論
なども交えてお話しいただきます。
新刊『リーダーのように組織で働く』発刊(2023/7/21)
を記念した特別企画です。ぜひご参加ください!
ーその他今週の広報ニュースー
◎プレジデントオンラインに、代表井上のコラムが
掲載されました!
今回は、
‟どんなエリートでもこれを書くと書類で落ちる…
転職で絶対にやってはいけない職務経歴書の書き方”
についてです!
転職活動中、活動予定の方、必見の内容となっております!
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▼ 編集後記
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おはようございます。コンサルタントの柴内です。
7月も半ばに差し掛かり、いよいよ夏がやってまいりまし
たが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、私が日々多くの方々とキャリア面談させていただく
にあたって、改めてご相談内容として多く上がるテーマだ
なと思う点をこちらのメールマガジンをご覧の方にも共有
いたします。
それは、「職務経歴書は簡潔にまとめる形式が好ましいで
すか?それとも具体的なものの方が好ましいですか?」と
いうテーマです。
ズバリ、結論から申し上げると、マネジメント層の皆さん
の職務経歴書は「簡潔なもの」ではなく、「詳細に課題、
プロセス、成果を盛り込んだもの」が好ましいです。
なぜならば、皆さんのようなマネジメント・エグゼクティ
ブレイヤーの方々の書類を見る相手方の企業担当者の多く
は、人事責任者・経営幹部・あるいは社長の場合がほとん
どであり、以下の視点を応募企業側が持つことが多いから
です。
企業側としては、ご実績やスキルのチェックは前提ですが、
皆さんのようなマネジメント層以上は会社の重役を担うポ
ジションですので、「果たしてこの方を採用することで再
現性をもって本当に組織貢献していただけるのだろうか?」
「どういう課題解決をしていただけるのだろうか?」とい
うプロセスを重要視する場合が多くあります。
釈迦に説法でありますが、応募企業側の目線を持つ、とい
う視点が大変重要です。
弊社では、職務経歴書の書き方に関していくつかコラムを
出しておりますので、ぜひ以下のコンテンツを参考にして
いただければと思います。
【参考情報】
・主なプロジェクトワークについてSTAR=「そもそもど
のような状況で(Situation)、それに対してあなたはど
のような取り組みテーマを立て(Theme)、実際に実行
し(Action)、どのような成果が定量・定性で出たのか
(Results)」で記述いただく
転職成功へ企業の本音見抜け 採用者納得の3ステップ
・「バーチャル面接官」になって自分自身を見てみる
・エグゼクティブ転職 経営者JP井上の視点
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