2021.07.06
VOL.940 悩んで自分で決めたワンウェイの選択だから、 後戻りはできない。
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エグゼクティブの条件 Vol.940
～今日から使える実践スキル～
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おはようございます、経営者JPの井上です。
昨日7/5（月）
おります。
■SankeiBiz連載「社長を目指す方程式」
喉から手が出るほど欲しい…「チームプレー」に長けた
人物の見抜き方
チームプレーに長けた資質を持つメンバーの具体的な見
抜きかたについて、チェックリスト、面接面談時の質問
例を交えて紹介しています。ぜひご覧ください。
∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵
▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
▼ 私が経営者になった日
ダイヤ精機株式会社 諏訪 貴子氏
▼ 編集後記
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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
再発見されるマーケットでヒット商品が相次ぐ時代。
ブランドを売り込むのではなく、CEPから望ましい
ブランドを作る。
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最近のヒット商品を見ていますと、バルミューダや唐揚
げ、高級パン、生ジョッキ缶など、新開発・新発明とい
うよりも、もともと根強く存在している市場に対して、
「本当に欲しいもの」「これまでになかったよいもの」
を開発して提供してくれているものが非常に多いことに
気がつきます。
新規事業、新商品、新サービスというと、とかく新たな
市場、存在していない商品やサービス、ソリューション
を狙うことが少なくないですが、スタートアップ企業が
最初に陥る罠＝「斬新なビジネスモデルだが、誰も欲し
がる人がいなかった」問題にぶち当たりますね。
「CEP」というマーケティング用語があります。カテゴ
リー・エントリー・ポイント〜顧客がモノ・コトを欲し
いと思うきっかけとなる状況や理由のことですが、まさ
にCEPをまず見定めて（暑いので喉を潤してくれる飲み
物が欲しい。週末家族で楽しく食事をしたい。スカッと
楽しませてくれる時間を過ごしたい。etc.）、それに対
して「それなら、こんなものが欲しい」というものを
開発する。
ブランディングというと、自社の商品やサービスについ
ていかにブランドとして認知してもらえるかという観点
で各種のマーケティング戦略・戦術を展開しますが、
上記の観点からすれば、これは矢印の向きが間違ってい
ると言えるのではないでしょうか。
前提となるCEPを見定めて、それについてB2Cであれ、
B2Bであれ、「それなら（対象顧客は）こんなものが絶
対に欲しいよね」というものに自社の商品やサービス、
ソリューションを徹底的にチューニングして仕立て上げ
る。そうすれば、自ずとそれはそのカテゴリーにおける
ブランドとなり、ヒット商品となるはずです。
要するに、扱っている商品・サービスが、そもそも自分
たちが「これは素晴らしい」「これを欲しい」と素で思
っているものになっているかということですよね。
さて、御社の商品・サービスはいかがでしょうか？
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▼ 私が経営者になった日
ダイヤ精機株式会社 諏訪 貴子氏
悩んで自分で決めた ワンウェイの選択だから、
後戻りはできない。(Vol.1)
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社長に任命された日＝経営者になった日ではありません。
経営者がご自身で「経営者」になったと感じたのは、ど
んな決断、あるいは経験をした時なのか。その瞬間に迫
るのが、本連載「私が経営者になった日」です。
今回は、ダイヤ精機株式会社 諏訪 貴子氏に、3回に
わたってお話を伺いました。
（中略）
「社長の器があるから、応援してくれ。」
生前の父は、幹部社員や弁護士といったキーマンたちに、
諏訪さんを「社長の器があるから何かの時は応援してく
れ」と伝えてくれていた。
「え、知らないのは私だけでしたかみたいな。会社を頼
むとか、継いでくれとか、父からは一言も言われたこと
がなかったので。それが父の本当の願いだったのかもし
れないのですが、今は知らないでいてよかったと思って
います。
と言うのは、社長を引き受けるのに、社員さんだけでは
なくて、父や親族に頼まれていたら、何かあったときに
は“頼まれたから”と自分への言い訳ができてしまいます。
でも自分が下した決断というのは、揺るぎないものにな
る。自分が選んだ道だから。この道を選べばワンウェイ
で、絶対に後戻りはできないと言う覚悟の上でなるわけ
ですから。
だから今考えると、苦しい時に“だって、父親にそう言わ
れていたから、嫌だったけど”という言い訳はしたくなか
ったので、父の願いを知らずに結果オーライだったと思
います。」
会社を継ぐという大きな決断の前、それまでの人生を振
り返ったときに、これはワンウェイだなという決断をた
くさんされてきたのだろうか。
→続きはこちら
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▼ 編集後記
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おはようございます。編集部の中村です。
週末、熱海の土砂災害は本当に驚き、心が痛みました。
被災された方をはじめ各地で被災された皆さまに心より
お見舞いを申し上げます。
コロナ禍になり「災害はある日突然やってくる」という
ことを思い知りました。
さて、いよいよ、オリンピックが始まります。
楽しみであり複雑な心境です。
「ある日」が突然やってくることに、危機意識を持ちな
がら日々行動していきたいと思います。
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▼ 今後開催予定のワークショップ・イベント
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▼ 経営者のための90分で分かるESG 【7月15日（木）18:30-20:00｜
今、話題の社会問題ついてわかりやすく解説します。
▼ 中堅中小ベンチャー企業のための、
企業価値を上げる広報戦略 【7月20日（火）18:30-20:00｜
中堅中小企業の企業価値を明確化し、
伝える方法を教えます。
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エグゼクティブの条件 Vol.940
～今日から使える実践スキル～
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おはようございます、経営者JPの井上です。
昨日7/5（月）
おります。
■SankeiBiz連載「社長を目指す方程式」
喉から手が出るほど欲しい…「チームプレー」に長けた
人物の見抜き方
チームプレーに長けた資質を持つメンバーの具体的な見
抜きかたについて、チェックリスト、面接面談時の質問
例を交えて紹介しています。ぜひご覧ください。
∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵
▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
▼ 私が経営者になった日
ダイヤ精機株式会社 諏訪 貴子氏
▼ 編集後記
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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
再発見されるマーケットでヒット商品が相次ぐ時代。
ブランドを売り込むのではなく、CEPから望ましい
ブランドを作る。
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最近のヒット商品を見ていますと、バルミューダや唐揚
げ、高級パン、生ジョッキ缶など、新開発・新発明とい
うよりも、もともと根強く存在している市場に対して、
「本当に欲しいもの」「これまでになかったよいもの」
を開発して提供してくれているものが非常に多いことに
気がつきます。
新規事業、新商品、新サービスというと、とかく新たな
市場、存在していない商品やサービス、ソリューション
を狙うことが少なくないですが、スタートアップ企業が
最初に陥る罠＝「斬新なビジネスモデルだが、誰も欲し
がる人がいなかった」問題にぶち当たりますね。
「CEP」というマーケティング用語があります。カテゴ
リー・エントリー・ポイント〜顧客がモノ・コトを欲し
いと思うきっかけとなる状況や理由のことですが、まさ
にCEPをまず見定めて（暑いので喉を潤してくれる飲み
物が欲しい。週末家族で楽しく食事をしたい。スカッと
楽しませてくれる時間を過ごしたい。etc.）、それに対
して「それなら、こんなものが欲しい」というものを
開発する。
ブランディングというと、自社の商品やサービスについ
ていかにブランドとして認知してもらえるかという観点
で各種のマーケティング戦略・戦術を展開しますが、
上記の観点からすれば、これは矢印の向きが間違ってい
ると言えるのではないでしょうか。
前提となるCEPを見定めて、それについてB2Cであれ、
B2Bであれ、「それなら（対象顧客は）こんなものが絶
対に欲しいよね」というものに自社の商品やサービス、
ソリューションを徹底的にチューニングして仕立て上げ
る。そうすれば、自ずとそれはそのカテゴリーにおける
ブランドとなり、ヒット商品となるはずです。
要するに、扱っている商品・サービスが、そもそも自分
たちが「これは素晴らしい」「これを欲しい」と素で思
っているものになっているかということですよね。
さて、御社の商品・サービスはいかがでしょうか？
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▼ 私が経営者になった日
ダイヤ精機株式会社 諏訪 貴子氏
悩んで自分で決めた ワンウェイの選択だから、
後戻りはできない。(Vol.1)
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社長に任命された日＝経営者になった日ではありません。
経営者がご自身で「経営者」になったと感じたのは、ど
んな決断、あるいは経験をした時なのか。その瞬間に迫
るのが、本連載「私が経営者になった日」です。
今回は、ダイヤ精機株式会社 諏訪 貴子氏に、3回に
わたってお話を伺いました。
（中略）
「社長の器があるから、応援してくれ。」
生前の父は、幹部社員や弁護士といったキーマンたちに、
諏訪さんを「社長の器があるから何かの時は応援してく
れ」と伝えてくれていた。
「え、知らないのは私だけでしたかみたいな。会社を頼
むとか、継いでくれとか、父からは一言も言われたこと
がなかったので。それが父の本当の願いだったのかもし
れないのですが、今は知らないでいてよかったと思って
います。
と言うのは、社長を引き受けるのに、社員さんだけでは
なくて、父や親族に頼まれていたら、何かあったときに
は“頼まれたから”と自分への言い訳ができてしまいます。
でも自分が下した決断というのは、揺るぎないものにな
る。自分が選んだ道だから。この道を選べばワンウェイ
で、絶対に後戻りはできないと言う覚悟の上でなるわけ
ですから。
だから今考えると、苦しい時に“だって、父親にそう言わ
れていたから、嫌だったけど”という言い訳はしたくなか
ったので、父の願いを知らずに結果オーライだったと思
います。」
会社を継ぐという大きな決断の前、それまでの人生を振
り返ったときに、これはワンウェイだなという決断をた
くさんされてきたのだろうか。
→続きはこちら
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▼ 編集後記
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おはようございます。編集部の中村です。
週末、熱海の土砂災害は本当に驚き、心が痛みました。
被災された方をはじめ各地で被災された皆さまに心より
お見舞いを申し上げます。
コロナ禍になり「災害はある日突然やってくる」という
ことを思い知りました。
さて、いよいよ、オリンピックが始まります。
楽しみであり複雑な心境です。
「ある日」が突然やってくることに、危機意識を持ちな
がら日々行動していきたいと思います。
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▼ 今後開催予定のワークショップ・イベント
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▼ 経営者のための90分で分かるESG 【7月15日（木）18:30-20:00｜
今、話題の社会問題ついてわかりやすく解説します。
▼ 中堅中小ベンチャー企業のための、
企業価値を上げる広報戦略 【7月20日（火）18:30-20:00｜
中堅中小企業の企業価値を明確化し、
伝える方法を教えます。
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