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特集記事・コラム

2019.09.10

VOL.773 「良いチームをつくる力」がキャリア・転職価値を最大化する!

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エグゼクティブの条件 Vol.773
~今日から使える実践スキル~

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おはようございます、経営者JPの井上です。

台風15号一過、皆様、ご無事でしたでしょうか。

東京圏在住者としては、深夜から明け方にかけての上陸、通過で
したので、その部分ではまだよかったと思いますが、家の周りか
らオフィスの周りまで、草木のあらぬところまでの散らばり様を
見るにつけ、通過時の凄まじさを感じるばかりです。

本件で被害に遭われた方のお見舞いを申し上げます。

しかし年々激しさを増すように感じますね。5年後、10年後は
どうなっているのだろうかと…。

何か、自分たち自身で自然災害に対する防御でできることはない
のか、調べてみたいと改めて思いました。


∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵


▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」

▼ リーダーのためのキャリアメイク戦略

▼ 編集後記


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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」

雇用二極化の本当の理由。

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各種の統計データや生活実感のアンケート調査などを見ても、か
つて「一億総中流」と言われた日本では、特に2000年以降のこ
こまでの20年において、一部富裕層の保有資産の更なる積み増し
と、中間層がどんどん少なくなり、低所得世帯層が増えてマジョ
リティーとなるという流れが生じています。

これがなぜ起こっているのか?
もちろんひとつだけの原因で起こっている訳ではありません。し
かし、なかなか説得力ある説を先日伺いましたので、簡単にご紹
介してみます。

そもそもこの二極化の流れは、日本だけに起きていることではな
く、概ねの先進国各国~米国、欧州、一部先進国入りしているア
ジアでもほぼ同様のトレンドとなっています。

それはもともと、中間層が得ていた仕事(ホワイトカラーにおけ
る一定以上の付加価値業務)が、テクノロジーの進展によって消
失し、該当する仕事を失った人が行く先に、同等水準の仕事(難
易度と得られる収入)が存在していない、という問題に起因して
いるのだと。

第一次産業革命時代には、機械化によって奪われた農業などの一
次産業職務から、新たに勃興した二次産業の仕事にシフトするこ
とで、結果としては所得も上がることができたのが産業移行の成
功ポイントでした。これは第二次産業革命(1800年代後半~電
力・化学革命)においても同様だったのだと思います。

ところが、第三次産業革命からは少し様相が変わってきます。
1900年代後半からのコンピュータとインターネットをベースとし
た産業変革は、それによって奪われた雇用の転出先が必ずしも確
保されてはおらず、純粋に従来型の人出が不要となった分、絶対
数としての雇用口が減るという状況となり始めました。

上記で奪われた雇用の行先は、純粋な労働で賄われる必要のある
店舗スタッフやドライバー、清掃員などの現業業務となり、いき
おいそれらの仕事は、それ以前のホワイトカラー業務に比べると
給与額は低いものとなります。

よって、ごく一部の「従来よりもより高度な付加価値業務」へと
転出していった富裕層入り組と、多勢を占める「従来よりも労働
対価の低い作業系業務」へと転出していったワーキングプア層と、
失われた中間層の行先が、この2つに二分、分断されてきたのが
この20年ほどの流れなのです。

これは第四次産業革命(インダストリー4.0」)において、更に
顕著になっていくことでしょう。
AIが仕事を奪う論が姦しいですが、このAIが奪うのは、これまで
知的労働と言われてきたものも多く含みます(話題になったひと
つはトレーダーですね。年収数千万を稼いでいたゴールドマンサ
ックスのトレーダー達がHFT、HSTといったシステムトレードに
リプレイスされてしまったのは衝撃的でした)。

これから私たちが考えるべき生き残り策は、「自分の仕事はAIな
どでの自動化・無人化に載せることができるか否か」で、これが
「YES」の仕事から、いかに速やかに「NO」な仕事へと転出す
ることができるか、であることは間違いありません。

この観点で身の回りの業務、職種を見渡してみましょう。
さて、皆さんを取り巻く仕事は、いかがでしょうか?
皆さんご自身の仕事は———????


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▼ リーダーのためのキャリアメイク戦略

「良いチームをつくる力」がキャリア・転職価値を最大化する!

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経営者・リーダー各位がここから先、2030年に向かってどのよう
に動き、キャリアを積むことが、5年後・10年後も活躍し続ける
ための道筋となるのか?
2万名超の経営者・リーダー各位のキャリアに関わってきた弊社
代表・井上和幸が、多数の現場情報と、そこから独自に体系化・
理論化した「法則・方程式」を徹底紹介、徹底解説します!


◆Google社で最高のマネジャーになるための習慣とは?

以前、Googleが運営する「Google re:Work(リワーク)」という
サイトをご紹介しました。このサイトには、同社が組織作りやリ
ーダーシップ、人事などについて検証したさまざまな事例や研究
成果などが掲載されています。

そこで公開されている内容は、私から見てもうなずけるものばか
りなのですが、その中から今回私がご紹介したいのは、次の2つ
です。

1つは、プロジェクトOxygen(同社が2009 年に実施した、社員
対象の大規模調査)の結果です。

このプロジェクトでは、「優秀なマネジャーはどういう人か?」
を数年間リサーチしたのですが、その結果、Google社の最高の
マネジャーは次の8つの習慣を持っていることが判明しました。

興味深いのは、この8つの並びが重要順であること。

同社は技術会社なのですが、重要なのはむしろ良い雰囲気づくり
や前向きなチームづくりであって、専門的な技術スキルはこの中
では最下位となっています。

私も、まったくその通りだと膝を打つ思いです。


↓続きはこちらからお読みいただけます
https://keieishaterrace.jp/article/detail/12247/

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▼ 編集後記

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おはようございます、編集部の中村です。

昨日の台風15号による交通規制はすごかったですね。
路面にはゴミや倒木等による枝葉が多数散乱し、36℃まで気温
が上昇、真夏日の暑さで街全体が疲れきっていた模様。。

もしも大型台風が2020年のオリンピックを襲うことになったら、
東京はどうなってしまうのだろう、、と、改めて危機感を抱いた
1日でした。

さて、話は変わって、ディカプリオ×ブラピ共演の、タランティ
ーノ監督新作映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウ
ッド』を観てきました。
※ネタバレを含むかもしれません。ごめんなさい。

タランティーノの作品を見たこともなければ、シャロン・テート
事件も知らないた私は、映画評論家のLiLiCoさんのいう「友情
映画」だと思いながら見てしまい、映画に散らばってる小ネタが
分かるほどの知識はなかったので、どう楽しんで観たらいいのか
わからず、モヤモヤ感が残りました。

その後、史上稀にみる猟奇的かつ残虐な事件に基づいて描かれて
いると知り、それでも善人が必ず勝つというストーリーの中で、
暴力をより残忍に、そしてコミカルに描く、タランティーノ監督
の典型的な演出だと理解。
もう一度すべてのシーンを思い出しました。

1960年代のハリウッド事情がこれでもかと詰まっている作品で、
そこらへんの知識があったらすごく面白いのかもしれないです。
当時を再現するため、ディテールには徹底的にこだわっているの
で、それだけでも楽しめる映画だと思います。

この週末の2日間、私の頭の中はチャールズ・マンソンとタラン
ティーノでいっぱいでした。笑
最後に一言、やはりレオ様よりもブラピ様ですね~♥

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