2018.02.20
VOL.631 「能力より適性」?「最高の人材より最適な人材」?
エグゼクティブの条件 Vol.631
~今日から使える実践スキル~
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おはようございます、経営者JPの井上です。
今年は過去最大のインフルエンザ流行とか。周囲でもB型に罹患
された方が多く、アポイント変更なども多くなっていますね。
当社内では幸いなことにインフルエンザ流行は免れているのです
が、風邪は年末以来かなり流行っており、僕もついに先週末から
やられてしまいました。。。
喉、頭痛、お腹の調子、の三拍子、、、しんどい中での男子フィ
ギュアでの羽生&宇野選手の金銀メダルとスピードスケート女子
500mでの小平選手の金メダル獲得には、週末ぐったり寝込んで
いた身には、とても大きな感動を貰いました!
でも、体はやはりしんどいですけど、、(涙)。
∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵
▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
▼ 上司のための、職場で扱いにくい人を動かす技術ワークショップ
▼ 編集後記
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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
「能力より適性」?「最高の人材より最適な人材」?
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採用に関連するビジネスに長らく携わってきて、また自社事にお
いても、新卒若手から中堅、エグゼクティブ、トップマネジメン
ト層に渡るまで、その評価ポイントにおける<永遠のテーマ>の
ようなものが、幾つか存在します。
今回、コラムタイトルに挙げた、
・能力 VS 適性
・最高の人材 VS 最適な人材
などの議論も、それに当たりますね。
能力・スキルか、人間性か。
これは結論を言えば、「両方」なんですけれども、往々にして、
能力やスキル、当該職務の専門性だけで採用した際に、企業の
価値観や行動規範に合わない人材であったり、またチームの輪
を乱すようなタイプであったことから不適合を起こしたりする
ことが非常に多いため、多くの本や論説で「能力より適性」と
いう言い方をします(僕も、何度かそう書いています)。
人間性、と言ってしまうとなんだか身もふたもないような気が
しまして、要は、その会社の企業文化(いわゆるケミストリー)
や価値観との合致度だと思います。
優れた企業はこの点をよく見て採用している、と言いますね。
これは、「優れた企業は、自社の企業文化や価値観がどのよう
なものかについて、明確化されている」ということと等列なの
です。
「最高の人材」対「最適な人材」論も、ほぼ同じですね。
自社の求める人材要件を自己理解している企業は、「自社に合
致する人材」を(若手であれ、シニアであれ)採用します。
ここが明確でない企業は、「(一般的に)良い人材」を採用し
にいくことになります。
要は、当たり前といえば当たり前なのですけれども、「良い採
用」とは、「自社個別における求める人材に徹底的にこだわっ
た採用」のことを指します。
ここで話を、支援側の<転職エージェント>に移しますと、並
(以下)の転職エージェントは、紹介候補者を「職務のスペッ
ク」+「一般論的人物評価」でだけ見ているのに対し、優れた
転職エージェントやエグゼクティブサーチコンサルタントは、
「担当企業個別の企業価値観、企業文化も含めた、個別的な人
物フィット感」に基づき推薦者選定を行っています。
候補者の当たり・ハズレ、筋の良さ・悪さは、すべてこの部分
に起因しています。
御社の幹部採用に、もし何か違和感をお感じの経営者や責任者
各位がいらっしゃいましたら、ぜひ、当社まで一報頂ければ幸
いです。
※「経営者採用、幹部採用なら経営者JP」
エグゼクティブサーチ事業についてのお問い合わせはこちらから
https://www.keieisha.jp/
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▼ 上司のための、職場で扱いにくい人を動かす技術ワークショップ
3月23日(金)講義 18:00-20:00 懇親会 20:00-21:30
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成功する人はなぜ、なぜ“人付き合い”が上手いのか?
https://www.keieisha.jp/
あなたがビジネスで成功するか否かは実は「扱いにくい人」との
人間関係が鍵となります。
人間関係は、働く上でそれほど重要な要素であり、仕事の大部分
を構築すると言っても過言ではありません。
特に、経営者、管理職にある皆様にとっては、部下、社内外の同
僚、あるいは自身の上司をうまく動かすことが欠かせません。
そこで今回は、トップマネジメントの皆さま、管理職の皆さまに、
<職場で扱いにくい人を動かす技術>を手に入れて頂くべく、特
別ワークショップを企画いたしました。
本ワークショップでは、8つの仕事タイプを抽出し、それぞれの
タイプごとの得意、不得意、コミュニケーション上の問題点など
を明確にしていきます。
~仕事タイプは8つにわけられる!~
1. 想像力ゆたかな小説家
2. 創意工夫の技能者
3. 現実を見抜く観察者
4. 頼りになる実務家
5. 時代を感じる評論家
6. 未来を創る革新者
7. 正しさを求めるコンサルタント
8. 実現を目指す政治家
講義後から、即実践できる内容となっておりますので、ぜひ参考
にしていただければ幸いです。
【参加者特典】
本ワークショップご参加者、先着20名の皆様に秋山進氏の最新刊
『職場の「やりづらい人」を動かす技術』(KADOKAWA)
トいたします!
↓プログラム詳細・お申込みはこちらから
https://www.keieisha.jp/
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▼ 編集後記
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初めまして。2月より入社いたしました山田と申します。
前職も人材業界で、キャリアアドバイザーをしておりました。
ただ、まったく違うレイヤーの方々を対象としていたため同じ
業界でもやり方が異なり、勉強することが多く、日々新鮮に仕
事をしています。
ちなみにですが、先日バレンタインに、社内でチョコレート交換
会を行いました。
くじ引きで、男性社員が誰からのチョコレートをもらうか決める
というものでいいお返しを期待して、私も張り切ってチョコレート
を買いに行きました。3月14日が今から楽しみです!
当社の一大イベントということで、朝から盛り上がり、
大人になってからもバレンタインで楽しめるのはいいですね!
仕事に対しても、タスクとしてとらえるのではなく
楽しんで能力開発につなげていきたいと思っています。
今回はどうでもいいお話になってしまいましたが
なにかしら参考になるようなお話ができればと思います・・。
今後ともよろしくお願いいたします。