2021.03.16
VOL.909 「一枚岩の経営チーム」を作るには、経営陣が変わる必要がある。
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エグゼクティブの条件 Vol.909 ~今日から使える実践スキル~━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
おはようございます、経営者JPの井上です。
昨日、SankeiBiz連載の最新記事が掲載されております。
■3/15(月)|SankeiBiz連載「
仕事で“ゾーンに入る”方法とは? 成果を上げる没頭力
の高め方
新年度に向けて、またいよいよ一都三県も緊急事態宣言
解除かというところで、次の展開への仕込み・チャレン
ジを進めるための<没入力><没頭力>を高める方法に
ついて紹介してみました。ぜひご覧ください!
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「KEIEISHA TERRACE」では皆さまからの人・組織・
キャリア等にまつわるお悩みやご相談を受け付けており
ます。
「TERRACEの質問箱」
自社に関する組織課題やマネジメントに関することで
も、個人としてのキャリアや転職などにまつわること
でも、ご回答申し上げます。
お気軽にお寄せください!
(※内容によりまして、個人や企業を特定できないか
たちで記事でQ&Aをご紹介させていただくことがあり
ます。)
∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵
▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
▼ KEIEISHA TERRACEセミナー
ナレッジライブラリー
▼ 編集後記
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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
後発=後手、ではないことを証明する最近のヒット商品。
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ここ最近のヒット商品は、巣ごもり系などのトレンドが
当然このコロナ禍の中でありますが、ちょっと興味深い
なと感じるのは、既に主力の商品群がひしめき合ってい
る中で後発で出てきて市場NO.1を取るものが目立つとい
うことです。
これに関して日経ビジネスで記事が出ていました。
「檸檬堂」やバルミューダの家電、最後発で勝てるワケ
日本コカ・コーラでのチューハイ・サワー市場に最後発
参入で全国展開からわずか1年足らずで大きなシェアを
獲得した「檸檬堂」と、成熟し切った白物家電で独自の
存在感を放つバルミューダの例が紹介されています。
この2社で共通して取り組まれていることが、「素直な
消費者目線で、本当に欲しいものを作る」こと。
言ってしまえば当たり前過ぎるくらい当たり前のことで
すが、しかしそれができていないのが多くの既存商品や
サービスの現状でもあります。
どこにもビジネスチャンスは転がっているという証拠で
あり、自社の商品・サービス・ソリューションが「顧客
としてみて、本当に欲しい、使いたい、嬉しい、満足」
というものになっているか。
新年度を迎えるタイミングで、フラットに社内でブレス
トしてみる価値は充分にあるのではないでしょうか。
当たり前と思っていたことをひっくり返すような「顧客
としての嬉しい」が見つかったら、御社のブレイクスル
ーが明日から始まるかもしれませんね!
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▼KEIEISHA TERRACEセミナー
ナレッジライブラリー
「一枚岩の経営チーム」を作るには、
経営陣が変わる必要がある。【前編】
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株式会社コーチ・ジネッツ代表・吉里彰二氏と、当社
代表井上和幸とで行われた、KEIEISHA TERRACEオン
ラインセミナー「経営・戦略と人・組織をつなぐ」の
一部を抜粋・編集してお届けします。
(中略)
井上 なるほど。吉里さんがお考えになる「一枚岩と
なる経営チーム」とは?
吉里 まずは心理的に安心・安全の場であることです
ね。自由闊達に、オープンに正論を主張できる、役員
の間でもフィードバックができるチームであってほし
いなと思います。
また、自分の責務を全うすることも大事ですが、全社
的意識も持ってもらいたい。そのバランスです。さら
に、私は「わくわく感」という言葉が大好きなのです
が、従業員を鼓舞する、わくわく感を発信することが
できるのが、一枚岩となる経営チームに必要なのでは
ないでしょうか。
ただ、これを実現するためには、社長がどんな思いを
どれほど持っていて、どんな言動をするかもカギにな
ってくるのは当然のことです。
井上 先ほどの「経営人材の育成」に関して、将来を
見据えると部長クラスの方の育成・コーチングが特に
重要になってくるかと思いますが、吉里さんからご覧
になって、彼らの悩みや課題はどういった点にあると
思われますか。
吉里 部長クラスの方々にコーチングをしますと、自
分のところの課長・マネージャーに関する悩み・相談
が多いというのが私の実感です。
ここで個人的に思うのが、部長は経営の入口であり、
将来の上級役員、あるいは経営チームメンバーの候補
だということです。マネージャーはまだまだ担当業務
に忠実で縦割りになりやすく、能力に幅があります。
そうしたマネージャーをまとめて部の成果を出すとい
うのは、経営の入口の部長にとってみれば、将来の経
営チームの一体感の疑似体験の場、練習の場になりま
す。
つまり、今の部長を強化するということは、それこそ
10年後の経営基盤の下づくりになるのではないか。そ
ういう意味でも部長を育成は、一枚岩の経営チームを
つくる上で非常に大事なことの1つだと思っています。
井上 部長コーチングの中で、吉里さんが重要なポイ
ントとして行われていることは何でしょう?
→続きはこちら
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▼ 編集後記
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おはようございます、編集部の北島です。
世界が大きく転換してから間もなく1年がたちますね。
今までですとオンライン開催が難しかったイベントや
セミナーなどがオンラインでの開催が当たり前となり
参加へのハードルが格段に下がり、私も恩典を受ける
機会が多くなりました。
弊社主催セミナーも直近ですと、3月25日(木)
18:30スタートでオンライン開催予定です。
”アフターコロナに向けて、経営者ならおさえておき
たい「経営に死活的な3つの力」【前編】”
他にも興味深いものばかりです!
ぜひ参加してみてください。
セミナー情報はこちら
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▼ 今後開催予定のワークショップ・イベント
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▼アフターコロナに向けて、経営者ならおさえておきたい
「経営に死活的な3つの力」【前編】
【3月25日(木)18:30-20:00|
日本産業のいま、グローバルビジネスのいまに迫ります。
▼アフターコロナに向けて、経営者ならおさえておきたい
「経営に死活的な3つの力」【後編】
【4月22日(木)18:30-20:00|
社会を変革する大きなイノベーションを起こすために。
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