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特集記事・コラム

2018.12.04

VOL.705 あえて不便にすることのメリット、大切さ。

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エグゼクティブの条件 Vol.705
~今日から使える実践スキル~
https://keieishaterrace.jp/
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おはようございます、経営者JPの井上です。

昨日2本、記事が掲載されました。

1)SankeiBiz連載「社長を目指す方程式」
社長とは゛ツアープロデューサー&コンダクター〟である
http://bit.ly/2AH20pg
2)CAREER CARVER MAGAZINE「経営者JP井上の視点」
「NO.2」という選択と流儀。
http://bit.ly/2AH2knY
前者は、事業、経営とは、終わりなき旅である。とするならば、
それを率いる経営者とはどのような人であるべきか?という切
り口で。

後者は、番頭型NO.2についての資質・要件論です。

ぜひご一読ください!


∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵


▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」

▼ Sankei Biz連載コラム「社長を目指す方程式」

▼ 編集後記


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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」

あえて不便にすることのメリット、大切さ。

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先週末の日経新聞にヒューマン・ロボット研究者の岡田美智男
教授の記事が出ていて、そういえば同氏の『〈弱いロボット〉
の思考 わたし・身体・コミュニケーション 』
https://amzn.to/2AMBzP5 が非常に面白かったのを思い出しましたので、少し関連しつつ
のお話です。

※日経記事「人に頼る「弱いロボ」 豊橋技科大教授、岡田美
智男さん 」2018/12/1(土)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38098480S8A121C1CC1000/
岡田教授が作っているのは<弱いロボット>で、例えば、ゴミ
箱ロボットは、ゴミを発見すると、その近くにいる人のところ
に寄っていきます。このロボットには「ゴミを拾う」という機
能が備わっておらず、自分ではゴミを拾えません。

ゴミ箱がそのまま動き回るかたちのこのロボットは、人間にす
り寄っていって、「ねえ、拾って」というように人にすりすり
するそうです^^
実物を見たことはありませんが、なんか聞くだけで(写真を見
るだけで)可愛くなってしまいますよね(笑)。

流行りのお掃除ロボットのように、自分で勝手に走り回っては
目に見えないゴミまで吸引してくれるのもありがたいですが、
あえて人間に拾わせることで、人にゴミを拾うというアクショ
ンを起こさせていることとコミュニケーションを発生させてい
ます。

全てが究極まで手軽に、簡便に、早く、効率的に、自動で—
という方向で開発・製品化・サービス化されていく昨今、
ともすれば、「いかに人に何もさせなくてすむか」競争で物事
を考える癖が僕らに染み付きつつあるように思いますが、たと
えば、サービスでも商品でも、あるいは教育などのプログラム
などでも、「あえて、人に、なにかのアクションを強いる」
設計は非常に重要ではないか、と。

自分で多少なりともの手間暇をかけて作ったものには愛着が沸
きますし、組み立てる達成感というのも実は満足度に大きく影
響します。

一方的に「正解」や「正しい理論」を聞くよりも、自分で、
あるいは仲間たちと、あれやこれやと考え、試行錯誤しながら、
「これが正解では?」「こんなアプローチもあるよね」とやっ
たほうが、自分の記憶や体に染み込みますよね。

そういえば、優れたスピーカー、講演者の人は皆、聞き手に対
しての「間」の作り方が非常に上手い。
話の投げかけがあって、間を置いてくれているところで聞き手
は、声に出していなくても、自分の頭の中でなにがしかの返事
や回答をしています。
一見、1対多数の講演であっても、これが折々挟まれることで、
スピーカーと聞き手の間にコミュニケーションが発生している。
なぜか親近感を感じてしまう話者は、意識無意識に、この方法
を多用しているなぁと思います。

事業や商品、サービス、あるいは社内の仕組みの中に、いかに
優れた<不便>を組み入れることができるか。
あれやこれや、色々試してみたくなりました(笑)。


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▼ Sankei Biz連載コラム「社長を目指す方程式」

社長とは「ツアープロデューサー&コンダクター」である

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前回「社長には、社長としての視点・視野・視座がある」という
話をしました。今回は関連しつつ、社長の志向・行動特性に視点
を移してみたいと思います。

そもそも、社長とは、どのような志向・行動をする~してしまう
~生き物なのか?

組織を率いる社長という生き物は、「同志をどうしても連れて行
きたい場所」を持つ、止むに止まれぬ想いを持つ存在です。例え
るならば、事業や経営という「旅」を率いるツアープロデューサ
ー(旅の企画をする人)でありツアーコンダクター(旅の案内人、
世話人)のような立場だと言えるでしょう。

このことから、社長になる人が備えていなければならない3つの
ことが見えてきます。


■その1「行きたい処(夢・ビジョン)がある」

ツアープロデューサーたる社長としては、まずはそもそも、自身
の「行きたい処」がなければなりません。事業・経営としての
「行きたい処」とは、即ち成し遂げたい夢や志、ミッションやビ
ジョンがそれに当たります。

自分がやりたいこと(行きたいところ)があり、そこに同志であ
る社員たちを連れて行きたいという欲求を持っていることが、そ
もそもその人が社長たるべき人なのかどうかの第一歩だと言える
でしょう。


↓続きはこちらからお読みください。
https://keieishaterrace.jp/article/detail/10318
*Sankei Biz連載コラム「社長を目指す方程式」
に井上が寄稿した記事をご紹介しております。


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▼ 編集後記

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おはようございます。編集部の中村です。

ここ数日、意外にも「え?実は寒くない!?」という日が続いて
いますね。気象庁発表のデータによると、東日本・西日本ともに
平年よりも気温が高くなる確率が50%となっているようです。
つまり、暖冬!!冷え性の女性にも朗報ですね~

暖冬になると、一番のメリットはやっぱり暖房費ですよね。安く
済む、洗濯物が乾きやすい、冬野菜が入手しやすくなったりと、
一見良いこと尽くめのように思われますが、ビジネス上ではい
ろいろと問題がありそうですね。

中でもお酒好きの私としては、ビールの売れ行きが気になるとこ
ろです。
伸びるのか?それとも落ちるのか、、

今年の夏は暑すぎて逆に売れ行きが下がったビールさんたち。
「ビールは寒い真冬日に売れる」と言われていますが、果たして
暖冬はどうなるのでしょうか?

間違いなく、ビールが必需品であるお鍋の回数は減りそうです。

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