2017.11.07
VOL.608 フィードバックの目的を、考課と育成とで2つに分けよ。
エグゼクティブの条件 Vol.608
~今日から使える実践スキル~
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おはようございます、経営者JPの井上です。
週末知らされたのですが、こんな「10名」に選出頂きました。
https://mendy.jp/articles/
ちょっと並びが恐れ多いのですが、、、見劣りしないよう、
活動してまいります。
∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵
▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
▼ Bizトレンド【経営者JP企画提供】
井上和幸の連載コラム「実践マネジメント心理学」
▼ 編集後記
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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
フィードバックの目的を、考課と育成とで2つに分けよ。
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最近、フィードバックに関する手法に改めての脚光が当たって
いるように感じます。
フィードバックといえば、1on1ミーティング、360°
職場サーベイ研修などや、MBO、考課者トレーニングなどが
あり、僕も人材ビジネスに携わる中で、その時々に各側面から
HR担当者、組織長、経営者への導入支援などにもかかわって
来ました。
そもそも企業においてのフィードバックには、大きく分けて
「考課」を行うためと、「育成」を図りたいためとの、2つの
目的があります。
よくある問題(間違い)は、この「考課」と「育成」とを一緒
くたにしてしまうこと(同時にやろうとすること)です。
そもそも考課で360°サーベイを実施することには、僕は個人的
に反対派なのですが、それは考課とは報酬や昇給昇格などが張
りついているため、悪いほうにも良いほうにもスコアを付ける
人間のバイアスがかかるので、本当に正しいサーベイスコアは
得られにくいからです。
一方、育成観点のみに徹して360°サーベイを実施することには
充分な妥当性と意味があると思います。
1on1なども、本質的には同様で、考課で実施は当然受け手が
構えますので、なかなか本質的な実施には至りません。
こう言いながら、実は当社では、この「考課」と「育成」機会
を結構貼り付けていたりします。
その前提は、
・考課に関しては、客観的ルールが明確になっている
・ある面、考課はそのルールに則って、定点観測するだけ
・ベースは考課よりも、業務の方向づけと育成のほうに重き
がある
という土台があることです。
経営者や上司は、考課についてどうしても恣意的な部分やお手
盛りな部分を前提に考えがちですが、それを手放して、体制組
みや役割分担決め、育成について概ねの比重を(仕組み的にも、
心理的にも)置くことで、望ましいフィードバックの仕組みや
運用が図られると思います。
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▼ Bizトレンド【経営者JP企画提供】
井上和幸の連載コラム「実践マネジメント心理学」
第51回:次の20年のマネジメントを考える(リソース確認編)
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このコーナーでは、マネジャーの皆様が日々のマネジメントで
役立てて頂ける実践的な心理学の理論と活用法、「科学的に上
手くやる、人・組織の方法論」、をご紹介してまいります。
前回から「次の20年のマネジメント」について皆さんととも
に考えていくシリーズを開始しました。今回は、その第2回、
リソース確認編です。
■いま〜これから、
さて、「次の20年のマネジメント」について、読者の皆さん
とともに、これから起こることの予兆や事例なども見ながら、
探っていこうというシリーズの第2回です。
前回、「次の20年のマネジメント」のあり方をリサーチする
準備運動として、以下のことについて、ちょっと考えてみてい
ただけますか?という宿題を出しました。
・あなたの上司としての仕事に、今後、最も大きなメリットを
齎してくれそうなものは、なんでしょうか?
・あなたの上司としての仕事に、今後、最もリスクとなりそう
なものは、なんでしょうか?
・あなたが上司として仕事をするにあたって、マネジメントの
仕方に影響を及ぼすと思われることは、なんでしょうか?
・あなたの上司としての仕事は、10年後、20年後、存在してい
るでしょうか?
いかがでしたでしょうか?
もちろん、これらは、皆さんの携わられている職種、商品・サ
ービス・事業の内容、また役職などの立場によっても異なるも
のとなります。
しかし、大きな時代の流れや、それによってもたらされている
環境などでの共通項もまた、多く見受けられます。
続きはこちらからお読みいただけます↓
https://biz-trend.jp/article/
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▼ 編集後記
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おはようございます、編集部の藤田です。
今回は本メルマガご購読者様にもしご興味があればぜひ^^
というイベントのご紹介です。
まずは、11月8日(水)・9日(木)に
シェアリングエコノミーの祭典「SHARE SUMMIT 2017」が
原宿で開催されます。
昨今注目されるシェアリングエコノミー市場の現状と未来
について、国内外から有識者であるエグゼクティブらと共
に、様々な観点から21世紀の新しい経済についてディスカ
ッションするカンファレンスです。
▼サミット詳細
https://sharing-economy.jp/ja/
▼チケットお申し込みはこちら
https://sharing-economy.jp/ja/
※限定クーポンをご使用いただくと20%オフになります!
クーポンコード: keieisha20
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
続いて11月24日(金)には株式会社日本M&Aセンター主催
「【経営者の息子様・娘様 限定!】
知って、話して、一緒に未来をつくる 語り場」です。
今回のテーマ:「会社に値段があるって知ってますか?」
ご自身で創業し、その後について考えていらっしゃる経営者の
皆様にお役立ていただける内容です。
https://www.nihon-ma.co.jp/lp/
難しい専門的な話ではなく、親族承継の専門家・第三者への
承継(M&A)の専門家が、皆様の抱える疑問・質問や課題に一
緒に考え、お答えする場となりますのでお気軽にご参加可能な
イベントです!
もしご興味がございましたらぜひのぞいてみてください^^