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特集記事・コラム

2017.09.26

VOL.597  「適切な目標設定」の難しさ。

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エグゼクティブの条件 Vol.597
~今日から使える実践スキル~

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おはようございます、経営者JPの井上です。

自分のサイクルとして、インプット傾斜時期とアウトプット
傾斜時期とが不定期に入れ替わり立ち代わりするのを自覚し
ています。

下半期に幾つか立ち上げを構想している件で企画仕事と思っ
て情報を漁っていると、いつの間にかどっぷり関係のない方面
のトピックに嵌まっていることがしばしば。

そろそろアウトプットの時期に転換、と思っていつつも、
どうもまだまだインプットから抜け出せない秋の夜長は続き
そうです…。


∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵

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▼  井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」

「適切な目標設定」の難しさ。

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下半期の事業計画についてのアップデートを検討していて、
改めて、「適切な目標設定」をすることの難しさを感じて
います。

自分としては、「ギリギリ、最後の3回くらいは、気合いで
なんとか持ち上げているベンチプレスの到達回数」とか、
「キャッチできるかな~と思うギリギリの距離まで遠投した
ボールを、一目散に取りにダッシュする」とか、こんな感じ
の自己目標達成がキモチいいのですが(伝わるでしょうか?
???)、全社とか事業毎、個々人と考えると(いまに始ま
ったことではありませんが)、その「適度さ」加減について
毎回悩ましく思います。

役割や経験、力量、実績を鑑み、人事制度的にも整合した
ところでのプロットをする、が筋論、正攻法であると考え、
いつもそうしているのですが、一方では、「とはいえ、そ
れ(だけ)でいいのか?」ということも常に考えます。

達成基準というものは、そもそも個人感覚差が結構あるも
のです。「無理目の超ハイストレッチ目標」を掲げること
で、到底その目標には届かないものの、絶対値としては
イージーな目標を掲げたときには届かなかったであろう
ところまで「背伸び」できるというタイプもいれば、
「達成可能なアベレージ目標」を掲げることで、それをク
リアし「ハイ達成率」を稼ぐことが、本人の伸びしろにな
るというタイプもいます。後者のタイプに「無理目の超ハ
イストレッチ目標」を掲げるとプレッシャーや諦めから、
まったく業績が伸びず、壊滅的な結果に終わります。

要するに、「100」を達成するために、前者のタイプなら
「300」とか「500」の目標設定するのが効果的で、結果、
「250」くらいの達成をする可能性が高い。
逆に後者であれば、「100」か、もしかしたら「80」くら
いの目標にすると「200」「250」に到達する場合が多い。
そういうことが、現実にあります。

これを取らまえて、同じ基準のメンバーに、方や「300」、
方や「80」の目標数値を設定することが、果たして全社
目線で見て認められるかというと、絶対にそうなりませ
ん。不公平!となりますよね…。

経営とすれば、大切なのは「目標値」ではなく「実績値」。
(極論)手段は問わないので、個々人が最大の成果を挙げ
て欲しいわけですけれども、、、

公平な解決策としては、結果については「同じ結果水準
の人の報酬や処遇を同じにする」ということで、これは
実現可能です。

それでも残る、「適切な目標設定」問題。

当メルマガ読者の経営者の皆さんは、どのようにこれを
担保されていらっしゃいますでしょうか?

ぜひ、御社での「適切な目標設定」のされ方、共有いただ
ければありがたいです!


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全社・事業部・チーム、組織の規模にかかわらず、組織力の
維持・成長を促すためにはリーダー自身の成長も必要不可欠
です。

ただ、いままで同じやり方で、「俺の背中を見てついてこい!」
と言っても周りは理解し行動してくれないものです。


部下とうまくコミュニケーションがとれない。
役職が変わり、いままでのマネジメント方法ではうまくいかない。
部下が自主的に判断・行動をしてくれない。
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▼ 編集後記

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おはようございます。編集部の中村です。

すっかり秋めいてきましたぁ!
快晴でもすっかり過ごしやすい気温になり、朝晩は涼しくなって
きましたね。
さんまもおいしい季節となりました。

さて、秋の夜長と言えば、やっぱり読書!
「秋は読書意欲が高まる」と言われていますが、
読書家にとってはたまらない季節なのでしょうか!?

特に経営に携わっている方は、読書家が多いイメージがあります。

そこで、エグゼクティブウォッチ第2弾にて、
役職別のリアルな読書事情をリサーチしました!

近日中に公開しますので、ぜひご期待ください^^

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