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特集記事・コラム

2017.04.18

VOL.555 Google式「最速仕事術」の要諦は?

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エグゼクティブの条件 Vol.555 ~今日から使える実践スキル~
http://www.keieisha.jp
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おはようございます、経営者JPの井上です。

たまたま先週から本日にかけて、何度か・何方面かの、創業時
から契約取引など頂いているところに、問い合わせなどで電話
をすることがあり、その応対で、ちょっと残念に思うことが、
複数回ありました。

もちろん、問い合わせ窓口の方が当社がその企業や機関と長ら
く取引させていただいていることなどは、知らなくて当たり前
だとは思うのですが、それにしても電話口の方(すべて女性で
した)の口調がぞんざいであったり、要領を得ない感満載の受
け答えで、それらはいわゆる大手に属する企業・機関ですから、
(「うーん、これは企業ブランディング的に、どうなのだろう」)
と思ってしまいました。

メールもそうですけど、電話はなおさら、その応対レベルが
如実に出ますから、怖いなぁ、と思います。
コスト削減や業務効率化の名のもと、大手になればなるほど、
コールセンターやアウトソースに出していると思いますが、
それが顧客を失っていることは、案外、見えていないところで
多いのではないかなと、考えてしまった瞬間でした。

∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵

▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
Google式「最速仕事術」の要諦は?

▼ トークライブ【新・経営者の条件】第3回

▼ 編集後記

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▼  井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」

Google式「最速仕事術」の要諦は?

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「Google×GV(グーグルベンチャー)式、究極のスピード
術!」のキャッチに惹かれ、新刊『SPRINT 最速仕事術』を
読み始めました。

「あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法」と銘打たれ
ているのですが、方法論オタクの著者が、いかにすれば、最
速で事業やプロジェクトを成功させることができるか。
僕なりに理解した著書の正確な内容を記しますと、

<いかに事業やプロジェクトを成功させる、間違いのない
初動を切るか>

の方法論を紹介した一冊です。

まだ読み始めですので、誤解があるとまずいですが、大掴み
にその「最速仕事術」のポイントを(まずはのざっと読みで
理解したところで)ご紹介しますと、
(スプリントとは、1週間でどのような案件もそのひな形を
構築できてしまう、という方法論ですが)

・最終決裁者を絶対に初動の本プロジェクトに参加させる
・ゴールを先に明確に設定する(「終わりから始める」)
・思考を発散させたり専門家の意見を聞きながら、
ロードマップを作る
・プロトタイプをラフでも作り、ユーザーテストを初期に
実施する

という感じです。

プロジェクトの最初から(最初に)最終決裁者を必ず入れる、
ということと、最初にゴールを明確に設定する、という2点、
まさにと感じます。

特に日本企業の良くある事業やプロジェクトの起案、進め方
は、真逆のことが多いのではないかと思います。

・担当チームでブレストし案を策定し、決裁者や経営会議に
起案する
・課題出しをし、そこから山を積み上げるようにゴールを
決めようとする

この「普通の」プロジェクトの進め方は、当たり前に見えま
すが、時間を費やしたわりに、その後のステップで軌道修正
や差し戻しが起こりやすく、また、本質的にやろうとしてい
る気持ちの割には、本質的なゴールやテーマにミートしない
ことが多い。そう思います。

自分の体験も含めて考えると、確かに上手くプロアクティブ
に進み成果を出したプロジェクトは、初動で明確なゴール設
定がされ、その最終意思決定(これでいくぞ)がされており、
逆に無用な時間を要したり、堂々巡りの末に胡散霧消したも
のは、現場(だけ)で一生懸命議論を尽くしているものの、
ゴール設定や最終意思決定がされていないため、行き場が
明確でなかったり、迷路に落ち込んでしまったりということ
があったように感じます。

すると、会社の中のプロジェクトの起案の手順や、物事の
着手の仕方(特に新規事業や新たな業務に関することなどに
ついては)について、180度、考え方やルールを変えたほう
が、飛躍的に生産性が上がることがあるように思いました。

この本、よくよく理解して方法論を取り入れると、日本企業
には革命が起こる?そんな予感もします。
これからしっかり熟読してみたいと思います。
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世界に挑む メガベンチャー!EVバイクから急成長ドローン市場
まで、世界を相手にどう勝つか?!

今回のゲスト徳重徹氏は、2010年4月にテラモーターズ株式会社を設立。
世界的な企業が名を連ねる電動バイク市場に参入し、設立僅か2年で
国内シェアNo.1を獲得し、リーディングカンパニーとなりました。

その成功に満足することなく、徳重氏が新規事業で目を付けたのは
ドローン市場。

2016年3月にテラドローン株式会社を設立し、世界で勝てる日本発の
グローバルメガベンチャーを目指し各界から注目されています。

明日は、そんな徳重社長にライブでしか聞けない「生の経営現場」
お話しを伺います。後半戦には参加者の皆様とのトークセッションや
徳重社長と直接名刺交換をいただける時間設けておりますので、ご参
加の皆様はお楽しみに!

徳重社長と同様に

創業経営者の皆様
新規事業を立ち上げようとされている経営者の皆様

などのご参加もお待ちしております!

同社の立ち上げから現在までどのように成長したのか。
また、その中で直面した壁とはなにか。

どのような視点で新規事業に目を付け着手していったのか。

実践に繋がるヒントをお持ち帰りいただけますと幸いです。

▼ 詳細・お申込みはこちらから
https://www.keieisha.jp/seminar/170419/#contactform
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▼ 編集後記

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おはようございます。編集部の藤田です。

先週の土曜日は弊社主催の経営塾「経営者のための、トップマネジ
メント塾」第7回目の講議でした。

1年間通じて経営の原理原則を学ぶ本講座、半年間終わりいよいよ
後半戦のスタートです。

今回のテーマは「イノベーションを起こす」。

私自身もイノベーションというと、奇をてらったアイディアや、
今までにはない新商品やサービスを生み出すこと、といったイメ
ージでした。
しかし、実際にイノベーションを起こすヒントは日々の業務の中
にたくさんあり、そこに目をつけられるかどうかが非常に重要だ
と感じました。

受講者の皆様からも

「イノベーションをの意味を改めて理解した。
変革や革新といったイメージをもっていたが
イノベーションを起こす仕組みづくりを社内で実践する
具体的なイメージが湧いた。早速取り組みたいです。」

などとのお声をいただき、着々と講義で学んだことを自社に持ち帰り、
実践していただいております。

第1期は9月までで終了となりますが第2期は今年の10月から開
予定です。

ご興味がある方はこちらから↓
https://www.keieisha.jp/seminar/171021/

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