2020.05.19
VOL.831 いよいよ、「緊急事態宣言後」の世界へ。
エグゼクティブの条件 Vol.831
~今日から使える実践スキル~
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おはようございます、経営者JPの井上です。
先週末5/15(金)にNIKKEI STYLE連載の最新記事が公開され
ました。
■NIKKEI STYLE連載【次世代リーダーの転職学】
オンライン時代のリーダー 3密でなく「3必」能力を
リモートワーク、オンラインワークとなって、マネジメントや
リーダーシップのあり方が改めて問われるようになってきてい
ます。
良くも悪くも、様々な側面が浮き彫りになるのがオンライン上
でのマネジメントやコミュニケーション。今後の幹部採用にお
いてはこの点も加味した採用が大事ですし、転職者側は気を付
けたいところです。
また、5/13(水)に以下の連載も公開されていますので、併
せてご覧頂ければ幸いです。
■CAREER CARVER連載【経営者JP井上の視点】
「転職氷河期」到来となるのか?いまエグゼクティブが転職で
明確化すべき3つの「なぜ」
新型コロナ下での幹部転職活動において何が問われるかという
お話です。ご興味ある方、アクセスください。
∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
▼ 社長を目指す方程式
▼ 編集後記
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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
いよいよ、「緊急事態宣言後」の世界へ。
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5/14(木)に、4月に発令された非常事態宣言は39の県で解除
され、東京を含む「特定警戒」の大都市圏も出口戦略を探り始
めた感じですね。
週末の感染者数も、東京5人、大阪0人、全国で24人と、「ステ
イ・ホーム」の効果が出ている印象で、早ければ今週21日(木)、
遅くとも5月内で「特定警戒」地域についても緩和~解除の動き
が出るのではないかと見えます。
ここまで2ヵ月、新型コロナへの緊急事態に対応してきた形で
すが、ここからは「ウィズコロナ」を織り込んで ‟ これが通常、
これが当たり前 ”の<ニュー・ノーマル(新常態)>での経済
活動、社会活動が求められます。
拙速はまずいですし、今後もまずなによりも命を最優先とした
企業活動、事業活動が私たち経営者やマネジメントに求められ
ますが、そのうえで「戦時中」意思のままでいると、「戦後」
の踏み出しに出遅れることとなるでしょう。
今週・来週あたりは、「アフター緊急事態宣言」へのモード・
チェンジ、意識改革をしっかり進めることが鍵になりそうです。
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▼ 社長を目指す方程式
「コロナ後の世界」を今からイメージ 勝ち抜く未来思考法
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今、課長や部長としてご活躍中のミドル・シニア世代の皆さま
が、「ここから幹部として更に活躍していくには」「社長、経
営幹部に至るキャリア展開の在り方は」などについて、2万名
超の経営者・経営幹部と対峙してきた実績を持つ、経営者JP代
表の井上がご紹介してまいります。
緊急事態宣言が5月一杯目処での延長となり、引き続きの戦い
が求められることとなっています。収束への希望、期待は抱き
つつも、日本が、世界が、これからいつ「アフター・コロナ」
を迎えることができるのか。あるいはこれから少なくとも数年
の間、「ウィズ・コロナ」として生きていかなければならない
のか。未だ不透明と言わざるを得ません。
何れにしましても、我々の世界は一変しました。そのような状
況下、トップクラスの経営者がいま行なっていることは、現状
を悲観・落胆することでも、慌てふためくことでもありません。
「コロナ後の世界」を今からイメージし、それに向かって進む
ことです。その思考法をご紹介してみましょう。
◆いまだからこそ描きたい、自社の存在意義と未来像
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「どういう使命感を持っているのかを深く考えて事業をすれば、
すごくいい時代が来る」。ファーストリテイリングの柳井正会
長兼社長は、新型コロナウイルスの感染拡大を経た後の企業経
営についてこう語っている。逆境を乗り切るために必要なのは、
自らが手掛けている「お店」の存在意義を一から見つめ直すこ
とだ。
(「日経ビジネス2020年5月4日・11日号」特集「『お店』が
つぶれる コロナ・エフェクトで悲鳴」より)
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未来から思考し行動へと落とし込む方法に「バックキャスティ
ング」があります。この柳井さんの言動、思考パターンこそが
まさに、バックキャスティングです。
業種業態によりその影響の度合いは直接・間接、様々ですが、
新型コロナが自社の事業環境に与えているインパクトを経営者
や幹部の皆さんは当然シビアに受けて止めていらっしゃいます。
何よりもまず足元の緊急策を打たねばなりません。
↓続きはこちらからお読みください。
https://keieishaterrace.jp/article/detail/14752/
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▼ 編集後記
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お早うございます。編集部の金子です。
最近暑い日が増えてきましたね。まるで夏みたいな日差しに、
自然と気持ちがわくわくしています。
そして、暑い日にどこへも出かけず家にいると、なんとなく夏
休みを思い出します。クーラーがガンガンに効いた部屋で、笑
っていいとも!を見ながらそうめんを食べる…。もともと、お
休みの日も家で過ごすことが多い子どもでした。
ところで、最近の悩みはもっぱら「クーラーをつけ始めるタイ
ミング」です。暑いけどまだ夏じゃないし…の気持ちからエア
コンのスイッチを押せず、暑さ我慢大会を開催する羽目になっ
ていたのですが、先日友人に「5月でも熱中症になる」と言わ
れました。
クーラーの我慢や、過度な節電(高めの設定温度)が原因のひ
とつなんだとか…。
大事なのは、季節感でも、体感温度でも、エアコンの設定温度
でもなく、「室温」なんだそうです。室温を28度以下に保つ
ことが熱中症予防になるそう。
暑さ我慢大会は中止にして、温度計を買おうと思います。
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