2018.11.20
VOL.701 キングコング・西野さんと『ホモ・デウス』。
エグゼクティブの条件 Vol.701
~今日から使える実践スキル~
https://keieishaterrace.jp/
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おはようございます、経営者JPの井上です。
昨日19日(月)より、SankeiBizさん上での新連載がスタート
いたしました。
■井上和幸の「社長を目指す方程式」
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/181119/ecd1811190700001-n1.htm
こちらでは、いま課長や部長としてご活躍中のミドルシニア
世代の皆さまが「ここから幹部として更に活躍していくには」
「社長、経営幹部に至るキャリア展開の在り方は」などについ
てご紹介していく予定です。
隔週での連載となります。ぜひ他の連載ともども、ご愛顧ご愛
読頂ければ幸いです!
∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
▼ 成功する経営者は皆、多読家。「TERRACEの本棚」
▼ 編集後記
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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
キングコング・西野さんと『ホモ・デウス』。
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西野亮廣さん(キングコング・西野さん)の新刊、『新世界』
https://www.amazon.co.jp/dp/4048964372/ignition06-22/ を早速拝読しました。
『魔法のコンパス』『革命のファンファーレ』と、自身の活動
実績を軸にこれからのビジネス、社会のうねりを紹介してきた
西野さんの、近況報告という感じの一冊。
一貫して貫かれている主張は、既存の芸能界(ビジネス)の枠
組みからどう脱出して、自分の足で立てる事業を実現するか、
ということで、それが図らずも旧来のメディアや芸能界のあり
方、広くはビジネスのフォーマットが機能しなくなってきてい
る中で、これからのビジネスのあり方を描き出しているところ
に西野さんの著作や活動の注目ポイントがあります。
岡田斗司夫さん~『いつまでもデブと思うなよ』のオタク評論
家(だった?)~が10年ほど前に「評価経済社会」で、これか
らはお金先ではなく評価や信用先の時代が来る、評価や信用を
集めた人に結果としてお金が落ちてくるというようなことを言
い始めたのが皮切りだっだと思いますが、その後、堀江さんも
同様の論で走り、西野さんもそれを現実化している、と。
図らずもいまベストセラーの『ホモ・デウス』で、また前著の
『サピエンス全史』でもユヴァル・ノア・ハラリ氏が、人類が
なぜ地上最強の生物となったかの理由に「共同幻想を構築する
力」をあげていますが、その共同幻想は時代と共に変わること
から未来を予見しているのが『ホモ・デウス』であり、
https://www.amazon.co.jp/dp/4309227368/ignition06-22/ その足元で実際に起きていること~これまで近代・現代で我々
が信じてきた「お金」「通貨」のあり方、価値観が大きく変わ
りつつあることを踏まえての動きをされている一人が、西野さ
んです。
そういう意味では西野さんの著作とユヴァル・ノア・ハラリ氏
の『サピエンス全史』『ホモ・デウス』を合わせて読めば、い
ま本質的に起きている「革命」が何なのかを理解することがで
きる訳ですが、まあ、西野さんや堀江さんからすれば、「やれ
ば、あんたたちも」という感じかと^^
一方での“既存の枠組み”が今日明日で一気に瓦解し消えてなく
なる訳ではないものの、案外、ここから5年、10年内で、こ
の「お金の流れ」や「世の中に存在、提供されているものの
価値評価基準」は、ガラっと変わると、僕は感じつつ、動い
ています。
皆さんの周辺は、さて、どうでしょうか?
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▼ 成功する経営者は皆、多読家。「TERRACEの本棚」
仕事に「停滞感」を感じたら見直す7つのチェックリスト
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成功する経営者は皆、多読家。成功している経営者が注目している、
読んでいる書籍をご紹介してまいります。
今回は、『なぜ、優秀な人ほど成長が止まるのか ― 何歳からでも
人生を拓く7つの技法』。編集を手掛けられたダイヤモンド社の藤田
悠氏に、本書の見どころを伺いました。
「○○さんって、昔はベストセラー連発の編集者だったのに、ある
ころから、ずっと鳴かず飛ばずの状態が続いていて……」
違う会社の編集者たちで集まって食事会をしていたとき、ある人が
ポツリと呟いたセリフです。
年齢に関係なく活躍を続けるスーパー編集者というのは、どこの会
社にもいるのですが、「かつてヒットメーカーと言われていた人が、
あるときから急に不振に陥る」というのは、われわれの業界では一
種の「あるある」だったりします。
ほかの編集者たちも「うちの○○さんもそうだよ!」「自分もいつ
かそうなるのかなあ」などと口々に語っていました。
これはなぜなのだろう――。
その素朴な疑問を率直にぶつけてみたのが、田坂広志先生でした。
▼続きはこちらからお読みいただけます
https://keieishaterrace.jp/article/detail/10188
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▼ 編集後記
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おはようございます、編集部の山田です。
従弟が大学3年になり、就職活動を徐々に始めています。
帰国子女ということもあり商社を希望して動いているようですが
まだまだ準備段階で、そこまで軸は決まっていないそうです。
前職で就職支援に携わっていたこともあり、ぜひ頑張ってほしい
と親心のように思っています。
ただ、いまエグゼクティブサーチ事業のスタッフとして
ハイクラスの方々の話を聞いたり接する機会を持つと、やはり彼
にも優秀なビジネスマンとして引く手あまたの人材になってほし
い、と思うこともしばしば。
私と同じ年齢の方でも世界を渡り歩いて大きなビジネスを成功さ
せている方もいると思うとなんだか自分自身が情けなく、もっと
頑張ってくればよかった!と、つい思ってしまいました。
前途洋々な従弟を羨ましく思いつつ、私も仕事に励んで少しでも
キャリアを高めていければと思います。
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