2015.07.13
VOL.366 2015/7/1(水) 5年後10年後に、なくなる仕事・残る仕事・登場する仕事
エグゼクティブの条件 Vol.366
~今日から使える実践スキル~
http://www.keieisha.jp
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こんばんは、経営者JPの井上です。
7月ですね、なんと2015年も折り返しです。。
当社も2Qに突入、とにかく激しく動いている市場に、全社一丸で
追いついていくべく、走り、また学び、の繰り返しの日々です。
2010年代の丁度折り返しという地点でもありますね。
いよいよ来週末に近づきました、当社5周年記念の会でも、
各界のオピニオンリーダーの皆さまから、これからの社会・経済は
どうなる?その中で経営者・リーダーはどうする?についての意見、
メッセージを頂いております。
当日ご来場いただきます皆様には、ぜひ、その近未来予想図を、
お楽しみにしてください!
※経営者JP 5周年記念パーティ「2010→2020 make the future」
https://www.keieisha.jp/5/party.php
━━━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔1〕「エグゼクティブの条件」コラム:
5年後10年後に、なくなる仕事・残る仕事・登場する仕事
〔2〕経営者JPオンラインショップ
〔3〕経営者JP推薦・必携ビジネス書ガイド
〔4〕経営者JPfacebookコレクション(いいね! 75,250人)
〔5〕編集後記
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〔1〕「エグゼクティブの条件」コラム
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5年後10年後に、なくなる仕事・残る仕事・登場する仕事(2)。
1週飛ばしてしまいましたが、さて、では実際に、5年後10年後に、な
くなる仕事・残る仕事・登場する仕事はそれぞれ、何なのか?の話です。
一般的に、「機械に置き換えやすい、労働集約的な仕事」がそれだと、
言われますし、直観的にもそう思われることと思います。
それは正しいのですが、実はもうひとつ、大きな問題として、
「教育投資を大きく受けた人たちが就く、超・頭脳労働的な仕事」
についてもまた、これからの5年、10年で、急激にその職域を収奪され
るのだという、衝撃的な論がにわかに現れているのです。
皆さんもニュースなどで、人工知能がチェスの世界一王者に勝ったり、
将棋の名人に勝ち越したり、つい最近は世界のクイズ王を倒したという
話をご覧になったことがあると思います。
「頭の良い人が考えて実行する」類の仕事は、人間同士だと、圧倒的な
差別化要因となるのですが、こと、人工知能相手ですと、なにせ幾何級数
的に計算力を増大させている世界で、その「頭の働かせ方(=計算力)」
については既に我々の太刀打ちできないレベルにまで、身近なパソコン
から京などのスーパーコンピュータに至るまでが到達している訳です。
そして、その人工知能の「力」は、加速度を増し、近い将来、人類を
追いぬこうとしているというのです。
来週は、これを更に具体的にご紹介してみます。
(続く)
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〔2〕経営者JPオンラインショップ
「戦略カード」で経営戦略の立案・発表・実践が思いのままに!
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経営戦略構築のためのオリジナルツール「戦略カード」
いよいよAmazonで発売を開始しました!!
≪http://www.amazon.co.jp/dp/B0107MIXQ8≫
戦略カードとは、経営戦略策定のためのオリジナルツールです。
経営戦略の立案とは、「頭の中にある経営に対する思索」を認識し、
明示することから始まります。
このカードを使って、「シナリオライティング」の技法を駆使すれば、
容易に自分の戦略を言語パッケージとして形作ることが出来る優れ
ものです。
1.戦略策定者の頭の中にある思索の断片をカードに出す
2.各ステップでそれぞれ重要なカードを選ぶ
3.残ったカードを一定の構成構造によって並べると「戦略シナリ
オ」ができる
1~3のステップは、「思索の言語化」が行われ、
最終的には「言語パッケージ」という形で独自の経営戦略を自分でまとめ
あげることができる、初めて示された経営戦略立案に必要な具体的技法です。
“あなた自身の戦略”で、やり方を変えて、結果を出す。
▼詳しくはこちらからご覧ください
http://www.amazon.co.jp/dp/B0107MIXQ8
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〔3〕経営者JP推薦・必携ビジネス書ガイド
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『マクドナルド失敗の本質』
(東洋経済新報社)
著者:小川孔輔
評者:西見勝也
日本マクドナルドの創業者・藤田田社長、藤田社長辞任後を受け継
ぎ2014年に代表権をひきわたした原田 泳幸社長、両名社長のそれ
ぞれの時代における日本マクドナルドの盛衰を客観的なファクトに
基づいて解き明かす一冊。
原田氏が現・社長のカサノバ氏に代表権をひきわたして以降、昨年
7月、マクドナルドのチキンナゲットに使用期限切れの鶏肉を使っ
ていることが発覚。昨年12月から今年の初頭にかけては商品のな
かに異物が混入していることが次々発覚。メディア報道、SNSでは
マクドナルドバッシングが激しくなり、そして業績は下降線をたど
り、店舗閉鎖も相次いでいる。
このような昨今のピンチは、藤田政権期にも存在した。2001年から
2002年にかけての円安、経済的不況のあおりを受けて2002年には
創業以来の赤字決算という結果に。2003年には牛肉のBSE問題も
あり、さらなる痛手を負う。
上記の二度のピンチは外的な要因によるものが大きいとみえるが、
果たして本当にそうなのだろうか?他にも要因があるのではない
か?私はそう疑問をもっていたため、この著書を手にとり失敗の本
質をみてみようと思い立った。
『藤田時代、原田時代、共通の失敗とは?』著者は両時代の低迷要
因における共通点を、以下の通り、あげている。
(1) マーケティングの失敗…ディスカウント路線で奔走し、結果
ブランドイメージを低下させてしまった藤田時代。本国アメリカの
プロダクト路線の真似事に終始した原田時代。目先のスポット的な
売上を追求したことで、事件が起きても離れないような根強いファ
ンづくりができなかった。
(2) サービストライアングルの崩壊…企業⇔従業員⇔顧客、3者
が満足している状態を目指すのがマクドナルドのポリシーでありな
がら、両時代とも業績回復を狙った現場負荷の大きい戦い方(平日
65円マックや60秒マックなど)が、従業員の疲弊感を生み出して
しまい接客レベルや店内整備に影響した。
(3) イノベーション不足…日本ならではのマーケットインのプロ
ダクト開発や、顧客目線に立った画期的なサービス開発が足りず、
根強いファンづくりができなかった。
普段、われわれがマクドナルドに足を運んでいる感覚では、巧くマ
ーケティングや店内のオペレーションをおこなっているようで、著
者の分析が正しいのであれば、それは様々な課題が内部に存在して
いるということである。
本著全体通じて思ったことは、経営において「CSとESのバランス
は重要」「マーケットインのマーケティング」は非常に重要なファク
ターであること。
近い将来、個人的には大好きなマクドナルドが再び万人に支持され
るハンバーガーショップとして、生活者のスマイルを創りだしてく
れることを願うばかりである。
詳しくはこちらからお読みください↓
https://goo.gl/UeIfyj
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〔4〕 経営者JPfacebookコレクション(いいね! 75,250人)
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【経営者JPニュース】
本日東洋経済オンラインにて井上和幸・著書、好評発売中
『ずるいマネジメント』が紹介されました!!
「リーダーは「衆議独裁」」
ぜひご覧ください。
http://toyokeizai.net/articles/-/71827
2015年7月1日現在、59人から「いいね!」いただきました(^^)!
⇒http://www.facebook.com/KEIEISHAJPCorporation
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〔5〕 編集後記
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こんばんは、編集部の新井です。
恵比寿で異空間を発見しましたので、ぜひご紹介したいと思います。
“パリの下町チャイニーズレストラン”です。
飲茶が美味しいと聞いており、行ってみたいと思っていたお店です。
チャイニーズ感を全く放っていない落ち着いた雰囲気が漂う外
観で、お店の名前も「Le Parc(ル・パルク)」という洋食屋さん
のような名前です。
私はパリに行ったことがないのですが、「パリにあるチャイニー
ズレストランってこんな感じなのか~」とパリへの想いを馳せな
がら、点心6点つきの日替りランチ(970円)をいただきました。
アンティークのテーブルや椅子に囲まれて、落ち着いた雰囲気の
中でゆっくりランチをとりたい!という時におすすめです。
ぷりぷりの点心を恵比寿で食べたくなったら、ぜひ足を運んでみ
てください。
今年も早いもので半分が終わりましたね。
7月も楽しんでいきましょう!
写真はコチラ♪→https://goo.gl/RVI1x7
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