2022.10.13
VOL.1067 御社の組織の生産性を確実に落とす、CIA直伝の方法!
今夜はEQを日本に導入した、EQの第一人者、高山直さん
をお迎えしてのトークライブ開催です!
経営者力診断スペシャルトークライブ:
EQを高めて経営者力を発揮する!
正しく自己理解すること、自分を適切に相手に伝えること、
また他の人たちの感情を正しく理解することについて、
<心の知能指数>EQ理論の観点から色々とクロストークす
る予定です。
参加いただく皆さん、お楽しみに!!後ほどお会いしましょ
う!
当日参加ご希望の方は、まだ若干空きがございますので
こちらからお申し込みください。
∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵
▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
▼ 経営者JP通信
▼ 編集後記
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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
御社の組織の生産性を確実に落とす、CIA直伝の方法!
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・会社内での組織的位置付けにこだわる。これからしよ
うとすることが、本当にその組織の権限内なのか、より
上層部の決断を仰がなくてよいのか、といった疑問点を
常に指摘する
・何事も指揮命令系統を厳格に守る。意思決定を早める
ための「抜け道」を決して許さない
・全ての規則を厳格に適用する
・重要な業務があっても会議の実施を優先する
・前回の会議で決まったことを蒸し返して再討議を促す
・「注意深さ」を促す。スピーディーに物事を進めると
先々問題が発生するので賢明な判断をすべきと指摘する
・文書は細かな言葉尻にこだわる
・なるべくペーパーワークを増やす
みなさんの会社・組織では、あるいはみなさんの上司、
みなさん自身、あるいは部下たちは、上記についてどれ
くらい当てはまる行為をしているでしょうか?
これ、何かというと、実はCIA(正確にはCIAの前身組織
Office of Strategic Services・戦略情報局)が作成した、
敵国に潜入させたスパイに敵国の組織の生産性を落とさ
せるために仕掛ける罠のマニュアルからの抜粋なのです。
*Simple Sabotage Field Manual
:Office of Strategic Services 2008
要するに、こういうことをやっていれば、その組織は
漏れなく生産性を落とすよ、と。
そう知った上で改めて見直していただくと、上記の事象
が「大企業病あるある」だということに気がつくでしょ
う。
しかし組織単位もさることながら、上記のようなことを
嬉々としてやっている<風紀委員風>社員はどの組織に
も存在するものです。
こうした「ルールのためのルールに縛られる」人、ルー
ルを守ること自体が仕事になっている人が、組織の生産
性を著しく落とすことをCIAが実証・実践していたとい
うのは、衝撃ではないですか?
ということなので、その観点で誰が、どう動くのか、経
営者・マネジメントの皆さんは、改めてチェックしたほ
うがよいと思います。
一見まともなルール・ヒエラルキー徹底遵守行為につい
て、少し違った視点から見るようにすること。
そもそも、ほどほどが望ましいということ、また時には
逸脱大歓迎!を上から仕掛けることも、組織硬直化、生
産性低迷に対するカンフル剤として、非常に重要であり
効果的なのです。お試しあれ!
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▼ 経営者JP通信
U-NOTEにて新連載スタート!
「追跡!エグゼクティブ採用のいま&これから」
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代表井上の新しい連載が若手ビジネスパーソン向け
メディア「U-NOTE」で始まりました!
この連載ではいま活況のエグゼクティブ採用について、
日々の現場で起きていることから幹部人材市場での
大きなトレンドまでを解説いたします。
第1回は「今後の幹部・ミドル転職市場がどうなって
いくのか」について。
若手の方のみならず経営者、幹部層のみなさまや
人事のみなさまもぜひご覧ください^^
ーその他今週の広報ニュースー
◎ 経営プロに、代表井上のコラムが掲載されました!
経営者の方必見の内容となっております!
経営幹部の「EQ(感情知性)」を高め、
“個人の特性”に合った最適なマネジメントを
◎Web担当者Forumに、弊社調査機関 経営者JP総研で
実施した「エグゼクティブがよく見るビジネス系Web
メディアは?」の結果が掲載されました。
エグゼクティブの情報収集、Webでは定番メディアだけ
でなくYouTubeも駆使【経営者JP調べ】
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▼ 編集後記
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おはようございます。編集部の金子です。
週末に、庭園美術館に行ってきました。
庭園を見るのが好きなので行ってみたのですが、庭園美
術館の見どころは、美術館の建物そのものでした。
もともとは旧皇族・朝香宮夫妻の邸宅として建設された
もので、1920年代にピークを迎えたデザイン様式“アー
ル・デコ”の意匠をたっぷりと取り入れられています。
流行に敏感だった朝香宮夫妻は、フランスで建築や家具
・工芸など最先端の様式をたっぷりと見てまわり、帰国
後に自邸の建設にあたってアール・デコの意匠をふんだ
んに取り入れた邸宅を計画したのだそうです。
わたしは美術に関して詳しい知識は全くないのですが、
見て歩くだけで充分に楽しめました。細かなところの装
飾に品があり、美しさのなかに可愛さも感じました。
ミュージアムショップには、都内の建築特集の本などが
置いてあり、秋は建築巡りをするのもいいなと思いました。
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