2010年代は、どのような時代として、
後世にその歴史を刻むのだろうか-------。

その折り返し地点、私たちはここからの5年をどう歩み、
そしてその先の未来に進むのか。
ロンドン・ビジネススクール教授のリンダ・グラットンは
『WORK SHIFT』の中で、
「漠然と迎える未来には孤独で貧困な人生が待ち受け、
主体的に築く未来には自由で創造的な人生がある」と述べた。
『クリエイティブ資本論』のリチャード・フロリダと、
昨年一大ブームとなった『21世紀の資本』のトマ・ピケティは、
光の当て方は異なれども、グローバルレベルでの人材の二極化が
加速する傾向を説いている。

このコーナーで、様々な経営者、識者諸氏のビジョンを伺いながら、
2020年の近未来への道筋、そしてその先の未来への可能性と在り方について、
当社なりのささやかな見解もご紹介していきたい。

私としてはアラン・ケイの言葉、
「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」
("The best way to predict the future is to invent it.")に共鳴し、
我々自らが主体的に明日を、
未来を主体的に切り拓くのだという意志と使命を持って、
皆様と共に歩んでいきたいと願っている。

井上和幸

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