2020年エグゼクティブの「意思決定」についての調査
<<アンケート調査DATA>>
今回のアンケートに回答したエグゼクティブの内訳は「経営者」が37%、「幹部・役員クラス」が27%、「部長クラス」が21%、「課長クラス」が15%でした。各役職別年齢比率では「課長クラス」では82.0%、「部長クラス」では90.3%が30代と40代でした。
一方で「幹部・役員クラス」では、50代と60代が60.6%という結果でした。「経営者」に関しては81.5%が50代以上であり、70代以上は39.1%でした。
97%のエグゼクティブが決断が困難な場面に直面しています。そのうち75%の方が「他人に相談した」と回答しています。一方で「自分で解決した」と答えた方の割合は24%であり、難しい決断を自分だけで行っているケースも少なくないようです。
「意思決定をする際に他人に相談した方は、誰に相談しましたか?」という質問に対し、全体では「社内関係者」「社外関係者」を合わせた社内外の関係者に相談した方が54.6%でした。
役職別に回答を見ると、社内外関係者に相談した割合が5割を切っているのが「経営者」であり、58%が仕事に直接関係のない人に相談していることが分かりました。中でも「占い師に相談した」と回答したのは経営者のみでした。
意思決定をする際に「人には頼らなかった」と答えたエグゼクティブは1%で、その内33.3%は「本・新聞・雑誌等を参考にした」という回答でした。また「講演会、セミナー、ウェビナー」と回答したエグゼクティブは25.0%でした。
「意思決定において『合理的にできるものだと考えている』かそれとも『理屈を超えた何かがあると考えている』かどちらですか?」という質問に対し、「理屈を超えた何かがあると考えている」と回答したエグゼクティブは71%でした。
一方で「あなたは占いを信じますか?」という質問に対して「いいえ」と答えたエグゼクティブは69%であり、占いを信じない人が多いという結果になりました。
■調査概要
・実施期間:2020年10月15日〜2020年11月3日
・調査対象:経営者及び人事にかかわる男女
・調査機関:経営者JPメルマガ会員:約2,000名(有効回答数78名)
・調査手法:インターネット調査
※データ利用の際は「経営者JP総研事務局・鈴木」までご連絡いただければ幸いです。
本調査の著作権は「株式会社経営者JP」に帰属します。
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