エグゼクティブの”消費税増税後の影響とキャッシュレス化”に関する意識調査
■経営者はキャッシュレス推奨派多数、現金派はわずか26.5% 課長クラスは現金派が38.9%
普段利用する決済方法を役職別に見てみると「現金決済」と回答した経営者は平均よりも低く26.5%に対して課長クラスは38.9%という結果になりました。その理由には、「まだ現金のみしか対応していない店舗があること」や「キャッシュレスは見えにくいところで使い過ぎに陥りやすいため基本的に現金派」などがあげられました。「QRコード決済」との回答は幹部・役員クラスが40.7%、部長クラスが42.9%と平均よりも高い結果になりました。
■QRコード決済“利用率”ランキング 1位「PayPay」、2位「LINE Pay」、「d払い」
スマートフォンのアプリで手軽に利用できるQRコード決済も注目されていますが、その中で最も使われているのが「PayPay」、続いて「LINE Pay」、「d払い」との結果になりました。
役職別に見てみると、経営者の58.8%がQRコード決済を「利用していない」と回答し、平均よりも高い結果となりました。QRコード決済を使わない理由として、「個人消費に関するデータが掌握されることを好まない」や、「航空会社のマイレージカードにポイントを集約しているから」などがあげられました。