エグゼクティブの学びに関する意識調査
■ 政府が力を入れる「リカレント教育(学び直し)」、経験したことがあるのは37.5%!
政府は社会人が新たな技術を身に付けるための「リカレント教育(学び直し)」拡充に向け環境整備を加速させる方針を打ち出し注目されている中で、実践しているエグゼクティブは全体の37.5%と半数にも満たない結果になりました。
■ 99.5%のエグゼクティブは学びに意欲的
自分のスキルや能力を高めたいという意識について伺ったところ、「非常にある」との回答が66.3%、「ある」との回答が33.2%と全体の99.5%が自身のスキル・能力アップへの意識が高いことが明らかになりました。
その目的についても伺ったところ全体では「新しいことにチャレンジするため」が最も多く66.8%、続いて「自社経営に役立てるため」が47.8%、「マネジメントに活かすため」が44.0%という結果になりました。役職別に見てみるとそれぞれ特徴があり、経営者は「自社の経営に役立てるため」との回答が86.5%となりましたが、課長クラスは33.3%、部長クラスは36.2%と大きな差が見られました。一方で課長クラス・部長クラス共に最も多かった回答は「新しいことにチャレンジするため」となりました。
■ いま最も注目する学びテーマは「AI」
いま注目している学びのテーマについて伺ったところ、「AI」が最も多く、ほかには「マネジメント」、「ブロックチェーン」という回答がランクインしました。
「AI」に注目している理由としては
・「これからの時代を生き抜いていく上で、このような最新技術の基本的な理解は欠かせない。」
・「人口構成が変わっていく中、企業存続と個人の安定のため、何をどのように活用するか考えたい。」
・「時代が変化しているのを時間するから」
・「AIがもたらすであろう無限の可能性を探るとともに失っていくものについても同時に知見を広めたい。 」
・「AIの進歩により、仕事内容や働き方が全く変わる可能性があるため 」
などが挙げられました。
自社の事業成長や、仕事内容・働き方を変える可能性を探る目的から注目しいている人が多いことが明らかになりました。