エグゼクティブの働き方改革、その<理想>と<現実>に関する意識調査
■ 家庭との両立こそがビジネス成功のカギ!?
週末の過ごし方について伺ったところ、「家族との食事」が最も多く59.2%、「自宅でゆっくり過ごす」との回答が50.8%と家庭との両立をする人が半数に上りました。「買い物」との回答も52.1%と多く平日にもプレミアムフライデーなどに絡めた企画を各商業施設が行うものの、やはり週末にまとめて回答をするかたが多い結果となりました。
また、退社後の過ごし方についても伺ったところ、「家族との食事」と「自宅でゆっくり過ごす」との回答が最も多く50.5%となり、続いて「読書・勉強」が46.6%と日ごろから自己研鑽に励んでいるエグゼクティブが半数近くいる結果となりました。
■経営者は長期休暇が取れない!?
長期休暇取得日数について理想と現実を伺ったところ、理想は「11日以上」が最も多く45.3%、続いて「10日間」が20.7%、「7日間」が16.5%という結果になりました。一方で現実は「5日間」が最も多く17.2%、続いて「7日間」が15.9%、「9日間」と「3日間」が10.7%という結果になりました。
現実の長期休暇取得日数を役職別にみると、経営者は「3日間」との回答が最も多く15.8%に、続いて「11日間以上」と「7日間」が14.5%という結果になりました。経営者は長期休暇を取れない方と取れる方の二極化が顕著にあらわれる結果となりました。
■経営者は海外志向が高い!
具体的に長期休暇の過ごし方を伺ってみると「国内旅行」が最も多く60.5%、続いて「自宅でのんびり過ごす」が49.5%、「帰省」が35.6%という結果になりました。
役職別にみると経営者は「海外旅行」が43.4%、「海外視察」が13.2%と全体の数値に比べて高い結果となりました。中小企業でもグローバル進出が活発な昨今、海外への意識が高まっていることが明らかになりました。
■長期休暇では非日常の体験を!
長期休暇でチャレンジしたいことについて伺ったところ海外に対する志向が強く、
・「これまで行った事のない国や地域で、体験をしたことのない文化や生活に触れ、物事に対する視野や思考の幅を広げる。」
・「海外ボランティアに参加したい」
・「短期でもよいので、語学留学」
・「世界一周」
などの回答が目立ちました。
他にも、
・「ビジネススクールなどで若い人と一緒に経営についてじっくり学ぶ。」
・「家族と過ごす」
・「寺などで、精神を研ぎすませたい」
・「断食プログラムでボディリフレッシュ」
などの回答も挙げられました。