自社の「理念、ビジョン、ミッション」に関する意識調査
■エグゼクティブが共感する企業理念、第1位!
伊那食品工業の社是「いい会社をつくりましょう」
あなたが共感している企業のミッション、ビジョンなどを教えてください。 と質問したところ、伊那食品工業の社是「いい会社をつくりましょう」が1位にランクイン。「 いい会社 」 は自分たちを含め、すべての人々をハッピーにする、という伊那食品工業株式会社 塚越会長の想いに支持が集まりました。
2位にランクインしたのはGoogle、ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーL.L.C.、リクルートの3社でした。リクルート社は旧社訓にも関わらず創業者である江副浩正氏によって作られた「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」がランクイン、いまもなお社内外から支持を集めていることが明らかになりました。
■ 経営の基盤ともなる「企業理念」を掲げている企業は57.1%!
自社の「理念」に関連して御社に存在しているものを教えてください。と質問したところ、「企業理念」が最も多く57.1%、続いて「行動基準。行動規範」が48.9%となりました。「経営理念」「ミッション」「ビジョン」についても半数近くが存在するとの回答となりました。
■ 自社の理念を「完璧に言える」エグゼクティブは55.6%!
自社の企業理念を言えますか?と質問したところ、55.6%が「完璧に言える」、25.6%が「ほぼすべて言えると思う」と回答。一方で16.6%は「概ね言えるはず」、「ややあいまい」とネガティブな回答となりました。
役職別にみると経営者が「完璧に言える」と回答した割合が最も高く、74.4%。続いて課長クラスが57.1%、幹部・役員クラスが56.7%となり、部長クラスは26.3%と最も企業理念の浸透が低い傾向がみられました。