2017.03.01
VOL.542 2017/3/1（水）書かれたものが、真実になる？
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エグゼクティブの条件 Vol.542 ～今日から使える実践スキル～
http://www.keieisha.jp
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おはようございます、経営者JPの井上です。
アカデミー賞での世紀の誤発表、作品賞で「ムーンライト」
と取り違えで、フェイ・ダナウェイが「ラ・ラ・ランド」
と発表。そんなことが起こるのですね。
http://forbesjapan.com/
トランプの呪い、とまで言われてますが（苦笑）、上記の
記事の通り、人為的ミス。それでも司会が発表、会場も、
当のスタッフたちまでもが当初数分疑いもしないというのは
それだけ6部門を獲得した「ラ・ラ・ランド」が作品賞も
とってもおかしくないと思うクオリティだったということで
すかね。
あるいは、これぞ、心理バイアスというものでしょうか？！
∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵
▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
▼ トークライブ【新・経営者の条件】第2回
▼ 編集後記
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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
書かれたものが、真実になる？
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ここのところ最近、歴史関連の書籍にはまっていまして、
積んどくだったものも含めて色々と読んでいます。
その中の何冊かに、「歴史検証」的なものもあり、改めて
「ええ、そうだったの？」と思うようなものも多く、面白
いなと思います。
赤穂浪士の討ち入りの日といえば、深々と降り積もる雪の
夜明け前、という静謐なイメージが焼き付いていますが、
実際にはその日は晴天で月が煌々と照っていた、とか。
そもそも、赤穂ＶＳ吉良は、吉良が吉良塩の製法を赤穂藩
に教えてあげたのに、それで作った赤穂塩を関東圏にまで
売り込むべく吉良塩の市場を侵食したことに発端がある、
など。
源頼朝が開いた鎌倉幕府は、源氏の再興、ではなく、取り
巻きは皆、平氏だった、とか、坂本龍馬、西郷隆盛なども
司馬遼太郎さんで慣れ親しんだ人物像と実際はかなりかけ
離れていたようですしね。
日本人が好きな享保の改革、寛政の改革などは、実際には
大失敗の経済政策であり、悪者扱いされる田沼意次や、
うつけ扱いされる5代将軍綱吉などは（、変なところ、汚い
ところもあるのですが）その時々においてかなり経済や
社会を立て直す善政を行っているという事実も捨てがたい。
そもそも、歴史とは勝者が作ったもの、と言われる通り、
勝てば官軍で、そちら側が「正義」として相対するものは
悪に描かれます。
「書かれたものが真実になる」
ある面、声の大きいもの・ひとが言ったことが、あたかも
正しいことのように喧伝されていくというのは、何も歴史
に限ったことではなくて、いま僕らが生きているこの社会
でも多くあることのように思います。
冒頭に触れたような、アカデミー賞での一見すらそうです
が、僕らも、「それは本当のことなのか」「何かのバイア
スにとらわれて事実をとらえ間違えていないか」など、
しっかり気を付けていかねばならないな、と思います。
経営も、「間違った真実」を前提に判断し、道を誤ることは
少なくないと思いますので。
かといって、なにもかもに猜疑心を持つというのも、また、
ちょっとよろしくない経営行動ではあると思いますけれど。
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▼ トークライブ【新・経営者の条件】第2回
21世紀に活躍する経営者像を、
最前線でご活躍中の経営者から聴く・探る！
ゲスト：坂下 英樹氏（株式会社リンクアンドモチベーション
代表取締役社長）
https://www.keieisha.jp/
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「モチベーション」を基軸にユニークな事業、組織、仕組みで
注目を浴び続ける成長企業の“二代目社長”が語る！
世の中で初めてとなる「モチベーション」を基軸とした組織人
事コンサルティング会社は、どうやって生まれたのか？
急成長を続ける理由、多様でユニークな社内制度、M&Aを成功
させ続ける経営の秘訣などをはじめ、カリスマベンチャー創業
経営者である小笹氏の元で経営陣として働くとはいったい、ど
のような感じなのか。
メディア等から注目を浴び続けるオーナー会社で社長を受け継
いだことを坂下氏はどのように感じ、経営者として走ってこら
れているのか——？！
司会・聞き手には、1万名以上の経営者・幹部と対峙してきた
経営者JP・代表取締役の井上和幸。
「経営者の観察者・プロデューサー」としての視点で、坂下氏
から本音の話を聞き出します！
本企画は当社設立時の2010年から2011年半ばまでお届けし
おり、過去には、日本コカ・コーラ元取締役会長で現在資生堂
トップの魚谷氏や、元ライブドア代表取締役社長の平松氏、ワ
ークスアプリケーションズCEOの牧野氏など様々な経営者各位
にご登壇いただきました。
http://toyokeizai.net/
2017年からは装いも新たに、さらにパワーアップして帰ってき
た人気ライブ企画！
みなさまのご参加をお待ちしております！
▼ プログラム詳細・お申込みはこちらから
https://www.keieisha.jp/
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▼ 編集後記
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おはようございます、編集部の新井です。
先日、弊社主催の「経営者のための、トップマネジメント塾」
（https://www.keieisha.jp/
参加し、【改めて考える機会をつくる】
以前も同様のテーマで受講させてただいたことがあったので、
たかをくくっていたのですが、時間が経ってから同じワークを再度
やってみると、全く別の答えになりました。
その違いは、おそらく環境の変化や様々な要因によって、
自分自身が以前と少し変化しているから、なのだと思います。
（良くも悪くも！）
日々、大量の情報を処理し、自社の舵取りも日々変わる中で、
改めて、「われわれの成果は何か」「われわれの使命は何か」を
整理してじっくり考えることの大切さを学びました。
次回は、最も肝心な「われわれの計画は何か」です。
自分たちの強みを問いただして、
今から楽しみです！
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本日も最後までお付き合いくださいまして、
また次号もよろしくお願いいたします。
※このメルマガは経営者JPのクライアント・ユーザーの皆様、
当社メンバーとお名刺交換を頂きました皆様、
およびメルマガ配信のご希望を頂きました皆様にお届けしておりま
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・CFO等の経営執行責任者、事業部門責任者、部長職位者、
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http://www.keieisha.jp/es.html
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http://www.keieisha.jp/
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※転送フリーです。
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エグゼクティブの条件 Vol.542 ～今日から使える実践スキル～
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と発表。そんなことが起こるのですね。
http://forbesjapan.com/
トランプの呪い、とまで言われてますが（苦笑）、上記の
記事の通り、人為的ミス。それでも司会が発表、会場も、
当のスタッフたちまでもが当初数分疑いもしないというのは
それだけ6部門を獲得した「ラ・ラ・ランド」が作品賞も
とってもおかしくないと思うクオリティだったということで
すかね。
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∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵
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▼ 編集後記
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書かれたものが、真実になる？
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ここのところ最近、歴史関連の書籍にはまっていまして、
積んどくだったものも含めて色々と読んでいます。
その中の何冊かに、「歴史検証」的なものもあり、改めて
「ええ、そうだったの？」と思うようなものも多く、面白
いなと思います。
赤穂浪士の討ち入りの日といえば、深々と降り積もる雪の
夜明け前、という静謐なイメージが焼き付いていますが、
実際にはその日は晴天で月が煌々と照っていた、とか。
そもそも、赤穂ＶＳ吉良は、吉良が吉良塩の製法を赤穂藩
に教えてあげたのに、それで作った赤穂塩を関東圏にまで
売り込むべく吉良塩の市場を侵食したことに発端がある、
など。
源頼朝が開いた鎌倉幕府は、源氏の再興、ではなく、取り
巻きは皆、平氏だった、とか、坂本龍馬、西郷隆盛なども
司馬遼太郎さんで慣れ親しんだ人物像と実際はかなりかけ
離れていたようですしね。
日本人が好きな享保の改革、寛政の改革などは、実際には
大失敗の経済政策であり、悪者扱いされる田沼意次や、
うつけ扱いされる5代将軍綱吉などは（、変なところ、汚い
ところもあるのですが）その時々においてかなり経済や
社会を立て直す善政を行っているという事実も捨てがたい。
そもそも、歴史とは勝者が作ったもの、と言われる通り、
勝てば官軍で、そちら側が「正義」として相対するものは
悪に描かれます。
「書かれたものが真実になる」
ある面、声の大きいもの・ひとが言ったことが、あたかも
正しいことのように喧伝されていくというのは、何も歴史
に限ったことではなくて、いま僕らが生きているこの社会
でも多くあることのように思います。
冒頭に触れたような、アカデミー賞での一見すらそうです
が、僕らも、「それは本当のことなのか」「何かのバイア
スにとらわれて事実をとらえ間違えていないか」など、
しっかり気を付けていかねばならないな、と思います。
経営も、「間違った真実」を前提に判断し、道を誤ることは
少なくないと思いますので。
かといって、なにもかもに猜疑心を持つというのも、また、
ちょっとよろしくない経営行動ではあると思いますけれど。
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21世紀に活躍する経営者像を、
最前線でご活躍中の経営者から聴く・探る！
ゲスト：坂下 英樹氏（株式会社リンクアンドモチベーション
代表取締役社長）
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注目を浴び続ける成長企業の“二代目社長”が語る！
世の中で初めてとなる「モチベーション」を基軸とした組織人
事コンサルティング会社は、どうやって生まれたのか？
急成長を続ける理由、多様でユニークな社内制度、M&Aを成功
させ続ける経営の秘訣などをはじめ、カリスマベンチャー創業
経営者である小笹氏の元で経営陣として働くとはいったい、ど
のような感じなのか。
メディア等から注目を浴び続けるオーナー会社で社長を受け継
いだことを坂下氏はどのように感じ、経営者として走ってこら
れているのか——？！
司会・聞き手には、1万名以上の経営者・幹部と対峙してきた
経営者JP・代表取締役の井上和幸。
「経営者の観察者・プロデューサー」としての視点で、坂下氏
から本音の話を聞き出します！
本企画は当社設立時の2010年から2011年半ばまでお届けし
おり、過去には、日本コカ・コーラ元取締役会長で現在資生堂
トップの魚谷氏や、元ライブドア代表取締役社長の平松氏、ワ
ークスアプリケーションズCEOの牧野氏など様々な経営者各位
にご登壇いただきました。
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2017年からは装いも新たに、さらにパワーアップして帰ってき
た人気ライブ企画！
みなさまのご参加をお待ちしております！
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たかをくくっていたのですが、時間が経ってから同じワークを再度
やってみると、全く別の答えになりました。
その違いは、おそらく環境の変化や様々な要因によって、
自分自身が以前と少し変化しているから、なのだと思います。
（良くも悪くも！）
日々、大量の情報を処理し、自社の舵取りも日々変わる中で、
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