2021.04.22
VOL.920 コロナ禍でも、若手のモチベーションやエンゲージメントを高めるには?
エグゼクティブの条件 Vol.920
~今日から使える実践スキル~
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おはようございます、経営者JPの井上です。
新年度が始まったと思ったら、あっという間にGWが
やってきますね!
東京は非常事態宣言下でのGWになりそうですが、、、
であれば、今年度の活動のためのインプットにいそし
みましょう。
よろしければ、その一助として、当社の動画コンテン
ツもぜひご活用ください^^
■TERRACEチャンネル
∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵
▼ TERRACEの質問箱
▼ 戦略HRBPから見た、
人・組織・事業・経営の現在&これから
▼ 私が経営者になった日
岡本硝子株式会社 岡本 毅氏
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▼ TERRACEの質問箱
コロナ禍でも、若手のモチベーションやエンゲージメン
トを高めるには?
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ミドルシニア層のキャリアや転職、経営幹部の採用や育
成、組織づくりに関する皆様からのお悩みに、2万名を
超えるエグゼクティブ人材と対面してきたキャリア・リ
ーダーシップの専門家、経営者JP井上がお答えします。
Q:コロナ禍の影響で、以前にも増して管理職にプレッ
シャーがかかっています。そのような姿を見た若手は、
昇進に対していいイメージを持たなくなり、仕事に対す
るモチベーションが下がっているように感じます。この
ような状況でも、若手のモチベーション・エンゲージメ
ントを高めるにはどういう施策が有効なのでしょうか?
■井上からの回答
長引くコロナ禍の中で、管理職の皆さんにはリモートワ
ーク下でのマネジメントの難しさなどでのストレスやプ
レッシャーがかかっていますね。
その姿をみて若手の方々が昇進したくないと考えている
ようだとのことですが、昇進云々以前のこととして、ぜ
ひ、
①彼ら彼女らが関わっている事業や部署の業務について、
より良くしていくためにどうすれば良いと思うか
②コロナ下において、どのように業務やチーム運営をし
ていくと良いと思うか
について当事者として考え、意見を言ってもらうような
働きかけをしていただければと思います。もちろん、そ
の大前提として、彼らの発案を上司たちが受け入れ、主
体的に関与させるようなお膳立てが必須であることは言
うまでもありません。
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▼ 戦略HRBPから見た、
人・組織・事業・経営の現在&これから
答えのない時代に、答えのない質問に答える:
リーダーの指南書
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グローバルでも稀少なHRBPの1人として異彩を放つ、
35CoCreation合同会社 CEOの桜庭理奈氏が今伝えたい、
HRテーマの現在&これからについてお届けします。
とある全社員会議にて:
「昨今のコロナによる状況を鑑みて、わたしたちは働き
方を根本から見直す必要があります。これまでは会社に
出社することを前提として、わたしたちは働いていきま
したが、コロナ禍でリモートワークが進んだことで、こ
の度当社では、オフィスを実体のあるものではなく、バ
ーチャルな場としてオフィスを位置づけることにしまし
た。
対象ですか?基本全員です。皆さんには自宅や働きやす
い場所から働いてもらえればと考えています。
Wi-FiやPC、デスクの購入費が出るかですか?そこは上
司の承認次第です。
上司がだめだと言えば、出してもらえないということか、
ですか?いや、そういうわけではなく、基本上司が適正
と判断した時に限ると言えばいいでしょうか。とにかく、
わたしに聞くのではなく、各自上司に聞いてください。
今後一生リアルで働くという日が来ないのかですか?コ
ロナの状況によりますが、わたしの個人的な意見でいえ
ば、きっとまた皆肩を並べて働ける日が来るはずですか
ら、安心してください。これはあくまで暫定的な決定で
す。わたしが個人的に約束します」
先述のやり取りは、実際にわたくしのクライアント先の
経営リーダーが、コロナ禍において働き方を変えるにあ
たり、全社員を集めて行った全社員ミーティングでの内
容の一部です。今回のコロナのような、不確実性が高く、
不確定要素が多いために、先行きが見通せない中で、経
営のかじ取りと判断を下し、それをチームや顧客へと伝
えていくことの難しさは、粒度は違えど感じている経営
者やリーダーもいるのではないでしょうか。
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▼ 私が経営者になった日
岡本硝子株式会社 岡本 毅氏
成功の反対は失敗ではなく何もしないこと。(Vol.2)
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社長に任命された日=経営者になった日ではありません。
経営者がご自身で「経営者」になったと感じたのは、ど
んな決断、あるいは経験をした時なのか。その瞬間に迫
るのが、本連載「私が経営者になった日」です。
今回は、岡本硝子株式会社代表の岡本毅氏に、3回にわ
たってお話を伺いました。
(中略)
難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いこと
を面白く。
組織のマネジメントということでは、警察庁でやってき
たことと、原理原則は多分変わらないというふうに思っ
たという岡本氏。同じ方向を向いたベクトルで、それも
できるだけ近く、交わらないけれども近くに寄って、あ
る目的なり目標に向かって進むような組織が理想だとい
う。
「組織というのは、その構成員の人数によって関わり方
が変わってくるところがあると思います。私が戻ったと
きには100人いるかいないかでした。製造業ですから、
まずは現場をよく回り知るということが大事だと思い、
社長就任当時は、朝7時15分から8時45分頃まで約1時間
半、雑巾を持って建屋を回り、手すりを掃除したりして
いました。最低3年は続けたと思います。そして、これ
は前職の習慣でもあるのですが、従業員の100人はもち
ろん、そのご家族の名前はもちろん生年月日も全部覚え
ました。そして現場を回るときに、“今日は(娘の)ア
サミちゃんの誕生日だから早く帰りなさい”とか、そう
いうふうに言っていたんです。でも、200人、300人に
なると、どうしても、それはできなくなる。しょうがな
いのですけれど、当初の一人ひとりと血が通うという点
からすると、少し寂しい気持ちはしていますね。
一方でビジネスを動かしていくための組織として考える
と、意思疎通がしっかりできて直接目が届く人数は、10
~13人が限度というふうにも思っています。
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▼ 今後開催予定のワークショップ・イベント
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▼アフターコロナに向けて、経営者ならおさえておきたい
「経営に死活的な3つの力」【後編】
【4月22日(木)18:30-20:00|
社会を変革する大きなイノベーションを起こすために。
▼起業やベンチャーを目指すリーダーのための、
キャリア展開と発信力の高め方 【5月13日(木)18:30-20:00|
SNSを使った有効的な発信方法をお伝えします。
▼今後の人材業界の動向と、
ミドルやシニアのキャリア&転職 【5月25日(火)18:30-20:00|
今後起こりうる人材業界の変化・変革について
お話しします。
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