2021.02.25
VOL.904 危機の今こそ「役員の壁」を打破するとき
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エグゼクティブの条件 Vol.904 ～今日から使える実践スキル～
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おはようございます、経営者JPの井上です。
当社事となりますが、昨日、2021年2月24日で設立11周
年を迎えることができました。
bit.ly/3dI3K6O
これもひとえに、皆さまとのご縁の賜物ととても感謝し
ております。
ここまでの10年の積み重ねと蓄積を活かしながら、これ
までとはまた一味ふた味違う展開を、次の10年、図って
まいります。
4月からの当社2021年度の取り組み予定なども順次お知
らせしてまいりますので、お楽しみにお待ちください！
∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵
▼ イマ、ココ、注目社長！
株式会社カンム 八巻 渉氏
▼ TERRACEの本棚／『なぜ、それでも会社は変われないのか』
▼ 経営幹部・エグゼクティブのためのキャリア&転職を考える
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ イマ、ココ、注目社長！
株式会社カンム 八巻 渉氏
「人と違う道を進む」固い決心が、
フィンテック業界にイノベーションを生んだ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
各業界でご活躍中！いま注目の社長に、事業、経営、経
営者とは、理想の幹部像などについてズバリお聞きしま
す！今回のゲストは、株式会社カンム代表・八巻渉氏で
す。
（中略）
八巻 大学受験では浪人をして東大を目指しましたが、
夢を果たせず慶應大学に入学しました。それまでのエリ
ート意識は消え去り、逆にコンプレックスを抱くように
なりました。いろいろ考えた末に、人と同じ道を行って
も勝てない、自分は違う道を進もうと思うようになり、
ベンチャー企業の経営者やエンジェル投資家と交流をも
つようになりました。
――そうした思いが、その後の原動力になったんですね。
カンム創業のきっかけは？
八巻 大学時代にIT業界のさまざまな人と会う中で、ベ
ンチャーキャピタリストの松山太河氏と知り合い、「ア
メリカのベンチャーのここが面白い」、「日本のこの産
業や企業が面白い」といった興味深い話をたくさん聞か
せていただきました。
その後、私はAI系のベンチャー企業に入社しましたが、
そこでは年に何本か論文を書いていたものの、プロダク
トはなかなか世に出ない状況でした。そんな中で、松山
氏が「起業するなら出資するよ」と声をかけてくださっ
たので、「いまこそ起業のタイミングだ！」と思いカン
ムを設立しました。
――すでにそのときには、何をやるか決めていたのです
か。
八巻 決めていませんでした。ただテーマとしては、金
融か教育だと思っていました。金融と教育は日本で一番
レバレッジが効く（少ない投資で大きな投資をしたのと
同じ効果を得ること）産業ですから。
→続きを読む
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▼ TERRACEの本棚／『なぜ、それでも会社は変われないのか』
調整文化から挑戦文化へ
危機の今こそ「役員の壁」を打破するとき
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
成功している経営者が注目している、読んでいる書籍を ご紹介してまいります。
今回は、『なぜ、それでも会社は変われないのか』。
本書の編集を手掛けられた、日経BP 日本経済新聞出版
本部の長澤香絵氏に見どころを伺いました。
（中略）
20万部超のベストセラー『なぜ会社は変われないのか』
の著者・柴田昌治氏は、本書『なぜ、それでも会社は変
われないのか』にて、この衰退の背景に日本企業特有の ＜調整文化＞による思考停止があると指摘します。
＜調整文化＞が根付く会社では、たとえば下記のような
現象がみられます。
・部下は上司からの指示に対して「なぜこれをやるんで
すか？」と問い返さない
・取引先との打ち合わせで「社内で検討します」「上司
と調整します」と言ってその場で返事しない
・お互いが空気を読みあう予定調和な会議
・「なぜやるか」ではなく「どうやるか」ばかりに議論
の焦点が集中する ・難しい課題ほど手つかずのまま先送りにされる
・優秀だったはずの新人が入社何年かすると無気力な若
手になっている
・・・
このような会社を変革し、国際舞台で戦える＜挑戦文化＞
の会社に生まれ変わらせるためには、何が必要なのか？
本書で柴田氏が取り上げるのが、「役員のチーム化」で
す。
→続きを読む
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▼ 経営幹部・エグゼクティブのためのキャリア&転職を考える
株式会社 経営者JP コンサルタント・鈴木 祐美子
「面接時に社長や人事部長はあなたの何をどう見ているのか？」
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日々、経営者・幹部層のみなさまと対峙している当社コ
ンサルタントが、「経営幹部・エグゼクティブのための キャリア＆転職」をテーマに、リレー形式でコラムをお
届けします。
これは私の失敗談です。もう何年も前のことになります。
事業部長のAさんが転職のご相談に来られました。洗練
された着こなしで、知性を感じさせる雰囲気。数々の新
規事業を立ち上げグロースさせてきた、実績を持った方
です。
私はキャリアコンサルティングが終わった時点で、ある
Webメディアを手掛ける企業をご紹介しました。その会
社はIPOを目前に控えたベンチャーで、厳選された人材
しか採用しない方針でした。
素晴らしいご実績と、社風に合う人物タイプという観点
からその企業をご紹介し、早速応募することになりまし
た。Aさんは書類選考を通過し人事部長面接もパスして、
順調に最終面接へと進みました。
しかし私は自信をもって推薦したものの、実は内心、分
からない一抹の不安を感じてもいた。
その不安の正体が分からないまま、最終面接は終わり、
結果は不合格。このことは、苦い思い出として残ってい
ます。
Aさんが最終面接を通過しなかったのはなぜか。その理
由は社長によれば「熱意の欠如」だったということでし
た。私が抱いていた一抹の不安とは、熱意の欠如だった
のだろうか…。なんとなく「熱意」という言葉がしっく
りこない私は、Aさんのことを考えるにあたって何が足
りなかったのかに思いを巡らせました。
→続きを読む
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▼ 今後開催予定のワークショップ・イベント
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▼経営者のための、自律型人材が育つ組織のつくりかた
【3月11日（木）18:30-20:00｜
一人ひとりが自律的に動く組織をつくりたい経営者各位に。
▼アフターコロナに向けて、経営者ならおさえておきたい
「経営に死活的な３つの力」【前編】
【3月25日（木）18:30-20:00｜
日本産業のいま、グローバルビジネスのいまに迫ります。
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エグゼクティブの条件 Vol.904 ～今日から使える実践スキル～
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おはようございます、経営者JPの井上です。
当社事となりますが、昨日、2021年2月24日で設立11周
年を迎えることができました。
bit.ly/3dI3K6O
これもひとえに、皆さまとのご縁の賜物ととても感謝し
ております。
ここまでの10年の積み重ねと蓄積を活かしながら、これ
までとはまた一味ふた味違う展開を、次の10年、図って
まいります。
4月からの当社2021年度の取り組み予定なども順次お知
らせしてまいりますので、お楽しみにお待ちください！
∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵
▼ イマ、ココ、注目社長！
株式会社カンム 八巻 渉氏
▼ TERRACEの本棚／『なぜ、それでも会社は変われないのか』
▼ 経営幹部・エグゼクティブのためのキャリア&転職を考える
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ イマ、ココ、注目社長！
株式会社カンム 八巻 渉氏
「人と違う道を進む」固い決心が、
フィンテック業界にイノベーションを生んだ
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各業界でご活躍中！いま注目の社長に、事業、経営、経
営者とは、理想の幹部像などについてズバリお聞きしま
す！今回のゲストは、株式会社カンム代表・八巻渉氏で
す。
（中略）
八巻 大学受験では浪人をして東大を目指しましたが、
夢を果たせず慶應大学に入学しました。それまでのエリ
ート意識は消え去り、逆にコンプレックスを抱くように
なりました。いろいろ考えた末に、人と同じ道を行って
も勝てない、自分は違う道を進もうと思うようになり、
ベンチャー企業の経営者やエンジェル投資家と交流をも
つようになりました。
――そうした思いが、その後の原動力になったんですね。
カンム創業のきっかけは？
八巻 大学時代にIT業界のさまざまな人と会う中で、ベ
ンチャーキャピタリストの松山太河氏と知り合い、「ア
メリカのベンチャーのここが面白い」、「日本のこの産
業や企業が面白い」といった興味深い話をたくさん聞か
せていただきました。
その後、私はAI系のベンチャー企業に入社しましたが、
そこでは年に何本か論文を書いていたものの、プロダク
トはなかなか世に出ない状況でした。そんな中で、松山
氏が「起業するなら出資するよ」と声をかけてくださっ
たので、「いまこそ起業のタイミングだ！」と思いカン
ムを設立しました。
――すでにそのときには、何をやるか決めていたのです
か。
八巻 決めていませんでした。ただテーマとしては、金
融か教育だと思っていました。金融と教育は日本で一番
レバレッジが効く（少ない投資で大きな投資をしたのと
同じ効果を得ること）産業ですから。
→続きを読む
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▼ TERRACEの本棚／『なぜ、それでも会社は変われないのか』
調整文化から挑戦文化へ
危機の今こそ「役員の壁」を打破するとき
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成功している経営者が注目している、読んでいる書籍を ご紹介してまいります。
今回は、『なぜ、それでも会社は変われないのか』。
本書の編集を手掛けられた、日経BP 日本経済新聞出版
本部の長澤香絵氏に見どころを伺いました。
（中略）
20万部超のベストセラー『なぜ会社は変われないのか』
の著者・柴田昌治氏は、本書『なぜ、それでも会社は変
われないのか』にて、この衰退の背景に日本企業特有の ＜調整文化＞による思考停止があると指摘します。
＜調整文化＞が根付く会社では、たとえば下記のような
現象がみられます。
・部下は上司からの指示に対して「なぜこれをやるんで
すか？」と問い返さない
・取引先との打ち合わせで「社内で検討します」「上司
と調整します」と言ってその場で返事しない
・お互いが空気を読みあう予定調和な会議
・「なぜやるか」ではなく「どうやるか」ばかりに議論
の焦点が集中する ・難しい課題ほど手つかずのまま先送りにされる
・優秀だったはずの新人が入社何年かすると無気力な若
手になっている
・・・
このような会社を変革し、国際舞台で戦える＜挑戦文化＞
の会社に生まれ変わらせるためには、何が必要なのか？
本書で柴田氏が取り上げるのが、「役員のチーム化」で
す。
→続きを読む
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▼ 経営幹部・エグゼクティブのためのキャリア&転職を考える
株式会社 経営者JP コンサルタント・鈴木 祐美子
「面接時に社長や人事部長はあなたの何をどう見ているのか？」
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日々、経営者・幹部層のみなさまと対峙している当社コ
ンサルタントが、「経営幹部・エグゼクティブのための キャリア＆転職」をテーマに、リレー形式でコラムをお
届けします。
これは私の失敗談です。もう何年も前のことになります。
事業部長のAさんが転職のご相談に来られました。洗練
された着こなしで、知性を感じさせる雰囲気。数々の新
規事業を立ち上げグロースさせてきた、実績を持った方
です。
私はキャリアコンサルティングが終わった時点で、ある
Webメディアを手掛ける企業をご紹介しました。その会
社はIPOを目前に控えたベンチャーで、厳選された人材
しか採用しない方針でした。
素晴らしいご実績と、社風に合う人物タイプという観点
からその企業をご紹介し、早速応募することになりまし
た。Aさんは書類選考を通過し人事部長面接もパスして、
順調に最終面接へと進みました。
しかし私は自信をもって推薦したものの、実は内心、分
からない一抹の不安を感じてもいた。
その不安の正体が分からないまま、最終面接は終わり、
結果は不合格。このことは、苦い思い出として残ってい
ます。
Aさんが最終面接を通過しなかったのはなぜか。その理
由は社長によれば「熱意の欠如」だったということでし
た。私が抱いていた一抹の不安とは、熱意の欠如だった
のだろうか…。なんとなく「熱意」という言葉がしっく
りこない私は、Aさんのことを考えるにあたって何が足
りなかったのかに思いを巡らせました。
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▼ 今後開催予定のワークショップ・イベント
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▼経営者のための、自律型人材が育つ組織のつくりかた
【3月11日（木）18:30-20:00｜
一人ひとりが自律的に動く組織をつくりたい経営者各位に。
▼アフターコロナに向けて、経営者ならおさえておきたい
「経営に死活的な３つの力」【前編】
【3月25日（木）18:30-20:00｜
日本産業のいま、グローバルビジネスのいまに迫ります。
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