2020.03.31
VOL.819 自分のアイデアが一番⁉ 思い込みの罠と上司の腕の見せ所
エグゼクティブの条件 Vol.819
~今日から使える実践スキル~
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*3月30日(月)~4月5日(日)までの期間、リモートワーク
実施のため、お問合せ等のご連絡は【info@keieisha.jp】まで
お願いいたします。
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おはようございます、経営者JPの井上です。
昨日3/30(月)、SankeiBiz連載の最新記事が公開されました。
こうした時期だからこそ、惑わされないようにしたい&発揮し
たい「刺さるメッセージ」力での6つの法則をご紹介してみま
した。ぜひご一読ください。
■SankeiBiz連載【社長を目指す方程式】
カリスマの言葉が「記憶に残り続ける」のには6つの法則があった
∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
▼ 社長を目指す方程式
▼ 編集後記
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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
「そうだ、これを機会に~」思考。(その2)
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新型コロナウイルス感染拡大は、欧州が甚大な被害を出しつ
つもようやく終息に向かう兆しが出始め、一方では米国、な
かでもNYの感染拡大が凄惨な状況となりつつあります。
日本、東京などにおいてはここまではなんとかパンデミック
を抑え込むかたちとなっていますが、先週末の東京の罹患数
拡大から、まさに今週来週がオーバーシュートを回避できる
か否かの分水嶺となっています。
当社においても今週中でのリモートワーク切り替えを実施。
社員およびご家族、関係各位への感染防止に努めてまいり
ます。
(来週については今週末に状況を見て判断としています。)
先週の当コラムで、【「そうだ、これを機会に~」思考。】
についてご紹介しました。
これを枕詞に持ってきて思考・行動することで、いま起きて
いることをトリガーとして、それをなにがしか活かすには?
という発想が巡るようになります。
折しも今週は年度末・新年度への切り替え週。組織変更・異
動や昇進昇格、また新年度での全社会、キックオフ、事業方
針の発表などを予定している各社が多くあるかと思います。
(当社もそうです。)
新卒などの新入社者受け入れや導入研修などもですよね。
これらの実施が概ね延期や中止となっているのは、読者経営
者や幹部の皆さんにとっても痛い・大変な事態だと思います。
人事総務や企画部門の皆さんもその対応に追われていること
でしょう。
おそらく4月中が新型コロナ感染拡大防止での水際作戦(に
留まることをなによりも願っています)で、かなりの企業活
動に制限が出るのは間違いありません。
この期間をいかに使うかで、GW明けからの各社に大きな差
がでることと思います。
これを契機に、テレワークなどの働き方対応力を上げる。
この期間を使って、事業戦略、経営戦略をより洗練させる。
そのようなことにしっかり時間投資すべき期間だと捉えてお
ります。
ひとつ、国(厚労省)にお願いしたいのは、これを機会に、
労働法関連の本質的な見直しをして頂きたい。
なんだかんだ言って、結局はいまの日本の労働管理は「時間」
でせざるを得ないルールになっています。
今回のテレワークで、時間ではなく「成果」で働くことが、
一気に加速すると思います。非常に良いことです。
それに合致した従業員の雇用、雇用管理が出来るような法令
の改訂を、「これを機会に」お願いできればと希望していま
す。
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▼ 社長を目指す方程式
自分のアイデアが一番!?思い込みの罠と上司の腕の見せ所
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今、課長や部長としてご活躍中のミドル・シニア世代の皆さま
が、「ここから幹部として更に活躍していくには」「社長、経
営幹部に至るキャリア展開の在り方は」などについて、2万名
超の経営者・経営幹部と対峙してきた実績を持つ、経営者JP代
表の井上がご紹介してまいります。
事業提案、営業戦略提案、組織やプロジェクトの編成提案——
上司の皆さんは大きなものから小さなものまで、日々、様々な
提案を求められ、また部下からの提案を受けていると思います。
面白いもので、上司としては部下に対して「うーん、もっとい
い提案を持ってきてくれよ」と思い、提案する側としては「な
んで自分の提案を採用してくれないのだろう」と思っているこ
とが多いもの。
もちろんこれにはお互いの専門性や経験、提案力などの客観的
要因があるとは思いますが、しかし同時に私たちのバイアスが
掛かっていることも多いのです。
それは、「人は誰しも、他人のアイデアよりも自分のアイデア
のほうが絶対に良い!と思う」というもの。
ここに組織・チームで業務を進める際の落とし穴と、上司の皆
さんにとっては使いどころもあるのです。今回はそこに迫って
みましょう。
◆なぜ、上司の意見は部下に受け入れられないのか?!
これは実はこれまでも何度か、自著や講演などでもお話したこ
とのあるエピソードなのですが、以前のある組織でのことです。
↓続きはこちらからお読みいただけます
https://keieishaterrace.jp/article/detail/14293/
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▼ 編集後記
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おはようございます、編集部の内藤です。
桜が満開だと思いきや、雪が降り積もり…コロナウイルスだけ
でなく、天気も荒れておりますね。
そんな中、気づけば明日から4月!入社してから丸1年が経つ
と思うと、感慨深いものがございます。
先日、井上や社内のコンサルタントから「社会人1年目はどう
だった?」と聞かれ、その後即座に、「まず…何回泣いた?」
と聞かれました、、笑
確かに、この1年間、本当に泣いてばかり!笑
たくさん挑戦させていただき、失敗の多い1年で、悔しい気持
ちや安堵感、社内の仲間からの言葉などで、何度も泣いてしま
いました。
ですが、その度に「この会社は、本当に温かい考え方の方たち
ばかりだな」と感じさせられ、業務だけでなく、人格的にも学
ぶことが多い1年でした。
特に井上は、一番迷惑をかけた存在でありながら、とても寛大
で、、失敗をしても、まず笑って許してくださる方でした。
こんな方たちの元で働くことができていることは、本当に幸せ
なことだなと思います。
コロナの影響でとても不安な世の中ではございますが、来年度
も全力で頑張っていけたらと思いますので、今後とも経営者JP
をどうぞよろしくお願いします!
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