2018.07.26
VOL.673 VUCAと企業戦略(2) アンゾフのマトリクスとリスク特性分析
エグゼクティブの条件Vol.673
~今日から使える実践スキル~
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おはようございます、経営者JPの井上です。
「経営者としてまず最初にやらなければならないことは?」
という質問を昨日に受けました。
たまたまですが、過去の対談記事で、こんなテーマの章があ
りますので、ご興味ある方はぜひご覧ください。
さて、その回答は?
【日米で異なる「経営幹部が就任後に行うべきこと」を知っ
ておくことの重要性。】
https://keieishaterrace.jp/article/detail/8393/1
∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
▼ 理論で固める経営戦略
▼ ITmediaエグゼクティブ【経営者JP企画提供】連載
ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術!
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VUCAと企業戦略(2) アンゾフのマトリクスとリスク特性分析
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◇VチームとUCA(ユーカ)チーム
前回は、VUCAを、VのリスクとUCAのリスクに分けて考えるべき、
という論を展開してきた。
V(ボラティリティ)チームとUCA(不確実性)チームとに分けた
場合、そのリスク特性が異なるからだ。
簡単に例を挙げるならば、Vは通常業務の今期見通し、UCAはまっ
たく新しい試みの見通しといったものが該当する。
ボラティリティ(V)は比較的わかりやすいリスクだ。特徴を平易
に言えば、推定値や平均値を想定し、それからのブレが大きいか
小さいかを見て、現状を分析する、という性質をもつ。売上管理、
コモディティの生産管理といった、量や時期の計画が明確でそれ
からの乖離のしやすさで表される。乖離の幅を小さくするように
改善していくことで、蓋然性の見通しをよくしていくことができる。
▼続きはこちらからお読みいただけます
https://keieishaterrace.jp/article/detail/9308
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VOL.423 定年を正しく理解し、その対応を間違わないように
今回は、郡山史郎さんより寄稿いただきました!
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人生は登山のようなものである。上りは苦しいが頂上という目標
がある。下山は達成感があり、楽だし、景色も楽しめる。定年は
頂上で中間点である。楽しく下山するためにはどのように過ごせ
ばいいのだろうか?
アメリカのビジネスマンは、世の中に確かなことは2つしかない、
死と税金である、という。
それ以外のことは、自分で解決してみせる、という反語でもある。
死も、現世で功徳をつめば、来世は天国で楽しく暮らせる、とい
うことで、解決できる。宗教界はそれで繁盛している。税金も、
国のためと思えば、払いやすい。私の人生の師、ソニー創業者の
井深大は、ソニーは国のために働いているのです、と言っていた。
私の小さな人材紹介会社も、創業以来15年、節税、減税など考え
たこともないし、税金は人件費に次ぐ最大の支出項目である。
あまりもうかっていないので、納税額が少ないのが恥ずかしいだ
けである。
日本のビジネスマンにとって、確かなものは、もう一つ、定年が
ある。それは必ずやってくる。定年もその正体を正しく理解し、
対応を間違わなければ、人生にとって非常に有用なものである。
現今の、老後の不安は、定年制度の誤解に起因することが多い。
アメリカには定年はない。日本もそうすべきだ、と言う人がいる。
とんでもない。定年が無ければ、一年契約のプロ野球選手と同じ
で、毎年が定年である。子育ても、マイホームもままならない。
定年があるから、長期の安定したキャリアプランができる。定年
は、長期安定型の日本の文化に非常に適切で、もっと大切にしな
ければならない
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http://bit.ly/2Oc8wu1
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