2018.04.17
VOL.647 組織構造と不確実性の流れ、そのコントロール。
エグゼクティブの条件 Vol.647
~今日から使える実践スキル~
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おはようございます、経営者JPの井上です。
一週間前のこのまえがきで大谷翔平選手の大活躍を書きました。
その後の1週間で、もはや風格さえ感じさせる大谷選手の活躍
とそのイメージ定着には、目を見張るものがありますね。
ベーブルースのお孫さんもTVで見ない日はないくらいのひっぱ
りだこ振りで、イチローのときにもジョージ・シスラーの記録
と記憶を84年ぶりにメジャーおよび世界に対して引っ張り出し
ましたが、大谷もまたベーブルースの記録と記憶を90年以上ぶ
りに呼び起こしています。
日本人メジャーリーガーがこうして折々に、大きなメジャーの
伝説を塗り替えていること、本当に驚くばかりですが、誇らし
いですよね。
今シーズンを終えたときに大谷選手がどんな記録を打ち立てて
くれているのか、秋までとくと楽しみたいと思います^^
∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
▼ 「フォーカスリーティングで情報処理力を10倍上げる!」ワークショップ
▼ 編集後記
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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
組織構造と不確実性の流れ、そのコントロール。
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トップや事業責任者は大きな方向づけやテーマ立てを行い、
それを階層に沿ってブレイクダウンしていき、現場社員は
日々の具体的な行動を行う。
当たり前の流れであり、一般的であること、望ましいかたち
でしょう。
ある面、社長や事業部長レイヤーでの業務方針や方策は、
あいまい性が高く不確実性の高いものであることが、結果
として多く、課長、現場社員レイヤーでは各論の業務遂行
となるため具体的、不確実性の低いものとなります(そうで
なければ動けません)。
ここで経営者や事業責任者が悩むのが、「どの辺まで具体、
各論でなければ、わが社は動けないのか」ということです。
抽象的で自由度のある指示を出し、現場が主体的に動ける
組織は、いわゆる「自立型組織」「自己組織化された組織」
であり、具体的で細かい指示をする必要のある組織は、い
わゆる「マイクロマネジメント型組織」となります。
多くの場合、マイクロマネジメント型組織よりも、自立型
・自己組織化組織のほうが望ましいと考えると思います。
もちろん、それが望ましいのですが、マネジメントとして
常に考えざるを得ない現実は、この「マイクロマネジメン
ト型」と「自立型」の、<頃合いのよい中間地点>を、常
に行きつ戻りつしながら見出していくことだと思います。
研修や物の本だと、これを「Aか、Bか」的に二律背反、
二項対立的に捉え、仕分けしがちだなと感じるのですが、
「つねに両含み」という(当たり前と言えば当たり前の)
現実を、前向きにとらまえながら、その程よい具合を、
探り、差配し、やり繰りし続けることを楽しむことこそ、
マネジメントを楽しむコツなのではないかと、最近、感
じます。
皆さんは、いかがでしょうか?
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当日は、フォーカス・リーディングの考え方から読書を
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▼ 編集後記
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おはようございます、編集部の藤田です。
先週末の土曜日は当社が主催する「禅×経営」実践塾・第1期の
第1回目がスタートし、私も運営事務局として当日陪席させてい
ただきました。
当日は
・禅の歴史と日本文化について
・禅とマインドフルネスの違いとは?
・座禅が自立神経機能に与える影響
・ビジネスシーンに広がる“ZEN”
など、そもそもの禅の由来やいま、ビジネスシーンでも注目さ
れているその理由について座学での講義を実施。
さらに、日常にも取り入れていただきやすいように実際椅子の
上で座禅を組むやり方についても講師の島津先生より丁寧なレ
クチャーがありました。
実践にやってみると僅か20分ではあるものの、頭がすっきりし
てリフレッシュされる感覚を実感しました。
いろんな感情が浮かんでも、
それにとらわれずに「1つのこと=呼吸」意識を戻す。
一人でやるのはなかなか難しいですが、ぜひ本講座で実践いた
だけると、ビジネスにも活用できる「集中力」がアップしたり、
感情をコントロールする能力が高まります。
次回の講義は5月26日(土)13:30~17:00、
全12回のプログラムになっておりますが、3回・6回・9回と
ご都合に合わせて参加いただけるコースを設けておりますので
ぜひご興味のある方はこの機会にご活用くださいませ。
詳細はこちらからご覧いただけます↓
https://www.keieisha.jp/seminar/180414/
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