2018.04.02
VOL.643 「大局観」。
エグゼクティブの条件 Vol.643
~今日から使える実践スキル~
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おはようございます、経営者JPの井上です。
新年度がスタート、皆さま、体制変更や新人受け入れ、導入研修
などで昨日からお忙しくされていらっしゃることと思います。
御多分に漏れず、当社も新年度でバタバタしておりますが、今期、
当社としては初の新卒メンバーが入社。入社式や歓迎懇親会など
も開催いたしました。
フレッシュな風を社内に吹かせてもらいながら、新たな1年をス
タート。いいものです! 相馬さん、よろしく、頑張ろうね!^^
※「編集後記」に続きます!
∵∵∵∵∵∵∵∵【本日ご紹介のコンテンツ】∵∵∵∵∵∵∵∵∵
▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
▼ Bizトレンド【経営者JP企画提供】
井上和幸の連載コラム「実践マネジメント心理学」
▼ 編集後記
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▼ 井上和幸の連載コラム「エグゼクティブの条件」
「大局観」。
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先週のコラムに羽生善治さんのことを書きましたところ、
「その本、何ですか?」
との問い合わせを幾つか頂きました。
すみません、原典もご紹介せずに。『大局観』(角川ONE
テーマ21新書)です。
羽生さんの著書は名著が多く、かなりの割合で読んでいます
が、中でもこの『大局観』(2011年発刊)は、好きな1冊で
す。
「読み」と「大局観」の違い。リスクを常に取ることの意味
合いと価値。前回ご紹介した、集中力の高め方。記憶、検索、
知識、直観、確率について。運・不運の捉え方。理論・セオ
リー・感情、、
と、テーマを列挙しただけでも、マネジメントにある皆さん
には気になる項が多いと思います。
一冊を通じて、ある面の深みに至るプロセスが体感できるよ
うな本に仕上がっており、いつでも読み返したくなる好著。
新年度スタートに際して、ふと、慌ただしく過ごされた1日
の後に、夜長に気になる部分をランダムに読んでみると、
気持ちも整理され、気づきも多く、何か、パッと視界が開け
るような本です。
ご興味あれば、ぜひ手に取ってみてください。
『大局観』羽生善治・著
https://www.amazon.co.jp//dp/
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▼ Bizトレンド【経営者JP企画提供】
井上和幸の連載コラム「実践マネジメント心理学」
第56回:次の20年のマネジメントを考える
(「個」と「組織」の関係性について考える編 その4)
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このコーナーでは、マネジャーの皆様が日々のマネジメントで
役立てて頂ける実践的な心理学の理論と活用法、「科学的に上
手くやる、人・組織の方法論」、をご紹介してまいります。
ここ数回、「次の20年のマネジメント」について皆さんとと
もに考えていくシリーズをお届けしております。今回は、その
第7回、「個」と「組織」の関係性について考える編のその4
です。
https://biz-trend.jp/article/
■「レジリエンス」を鍛え、回復力をつけさせる組織運営。
何かとストレスの多い現代、また情報洪水に溺れる人も多く、
これらの背景もあると思われますが、一方で世代論的にも「草
食系」人材が(特に男性に…)増えている今、注目されている
のが「レジリエンス(回復力)」です。
その考えにのっとれば、私たち上司は、マネジメントとして、
組織として、次の3つを提供することで部下たちのレジリエン
ス(回復力)を高め、メンタルタフネスを養成することが可能
となります。
1 「有意味感」 (やりたい)
何よりもまずは、部下が「やりたい」と思えるテーマをしっか
り与えます。
2 「全体把握感」 (見える)
全体で何を作っているのかを見せずに、 部分でねじを回してば
かりだと不安になります。大抵の仕事は何かの仕事の1つのパ
ートでもありますが、その中で自分がどんなパートを担ってい
るのかがわからないとモチベーションも持てなくなりますよね。
たとえば、間接部門などではよくありますが、資料作成の仕事
をしていても、それだけだと、自分は何の仕事をやっているん
だろうと不安になります。
その際、その資料はお客様にどのように提案されて、どんな反
応が期待され、どんな商談獲得につながっているのか、を作成
者に説明・共有してあげることは、全体把握感を与えることに
もなり、また、有意味感ともつながります。
3 「経験的処理可能感」(できる)
成功体験を積んできている人は、仮にまったく新しいことをや
ろうとしたときにも、なんの確証もないにもかかわらず、本人
はきっとやれるだろうという(勝手な、幻想の)確信感を持っ
ています。実際にこういうときは、楽観的に勘違いしているく
らいの人のほうが強かったりします(笑)。
ただし、この感覚を持つには、成功体験を積むしかありません。
続きはこちらからお読みください
https://biz-trend.jp/article/
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▼ 編集後記
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おはようございます。編集部の中村です。
今月から、経営者JPが設立して、9期目を迎えます。
そのスタートにふさわしい出来事がありましたのでご報告させ
てください。
「経営者JP初の新卒での社員が入社!」
代表の井上は、以前から新卒での採用を考えてはいたものの、
弊社のビジネス上難しく、なかなか実現には至りませんでした。
そんな中、記念すべき新卒社員第1号として入社してくれたのは、
相馬愛(そうま めぐみ) さん!!
相馬さんは、筑波大学で文化人類学を専攻し、経営人材に興味
と意欲を持ち、熱意と物腰柔らかな優しさを兼ね備えた女性です。
企画側のスタッフとして、唯一の新卒として、大活躍してもら
う予定です。
昨日は、キックオフミーティングとともに、小さな入社式を実施。
その後、恒例の花見@中目黒で盛大に盛り上がりました^^
4月から経営者JPにはピカピカの社会人1年生「相馬さん」が入
社いたしました。
みなさんこうご期待&どうぞよろしくお願いいたします!
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