
第2回 「経営力」を伸ばす勉強法はあるか
【社会人経営大学院】
いわゆる国内MBAである。しかし、これは社長には向かない。
まず二年間にわたって多大な時間を取られる。実際に足を運べばわかるが、
社会人経営大学院は、「将来経営者になりたい」アラサー社員(三〇才前後)の、
非管理職からせいぜい課長までが圧倒的で、「もう経営者」を教えるところではない。
【経営書による独習】
毎年出版される経営書・ビジネス書に加え、古典、スタンダードといわれるセオリー書がある。
それら万巻の書は、主張や目のつけどころがそれぞれ違い、時には対立する。
したがって「体系的な読み方」を自分で構築できるかがポイントとなる。
【経営セミナー】
経営セミナーでは、講師陣に経営体験があるか否かは重要なポイントである。
社長業というのは特殊な、唯一のポジションなので、たとえ大企業の幹部経験者であっても、
社長経験者でなければ社長を教えることはできない。
【ケース・スタディ】
ケース・スタディには得るところがある。他社事例からベスト・プラクティスを当社に援用する、
という案配だ。だが自社にとって真に参考・有益となるケースを見つけるのは困難をきわめる。
続く